タレントのパク・ナレが、警察の取り調べを受けることになった。
パク・ジョンブソウル警察庁長は12月15日、ソウル警察庁で開かれた定例記者会見で、「パク・ナレが被告として告発された案件が5件、パク・ナレ側が告訴した案件が1件、計6件を各警察署で捜査中だ」と明らかにした。
パク・ナレに関連する捜査は、ソウル江南(カンナム)警察署と龍山(ヨンサン)警察署が担当している。パク・ナレの元マネージャー側が、特殊傷害、名誉毀損、情報通信網法違反(名誉毀損)の容疑でパク・ナレを告訴・告発した案件は江南署が担当。また、点滴師を通じて違法に医療行為を受けたという疑惑についても、医療法違反などの容疑で江南署が捜査している。
一方、パク・ナレ側が「元マネージャーたちが退社後、前年の売上の10%など、数億ウォン(数千万円)規模の金銭を追加で要求した」として、恐喝の疑いで逆に告訴した事件は龍山署が担当している。
警察は「現在、捜査に着手したばかりの段階だ」とし、「手続きに従い、厳正に捜査する方針だ」と強調した。
これに先立ち、パク・ナレは元マネージャーに対するパワハラ疑惑、薬の代理処方、違法医療行為疑惑などに巻き込まれていた。この過程で、点滴師とされるA氏から、医療施設ではないオフィステルや車内などで違法な医療行為を受けていたとの主張が提起された。
これに対し、パク・ナレ側の法律代理人は、違法医療行為との指摘について「総合的に検討した結果、パク・ナレの医療行為には法的に問題となる点は一切ない」とし、「多忙な撮影日程で通院が難しい状況だったため、普段通っていた病院の医師と看護師に往診を依頼し、点滴を受けただけだ」と説明した。
しかし、大韓医師会などは、A氏が国内の医師免許を持っていないことが確認されたとして、「医療法第27条に違反する明白な無免許の違法医療行為であり、徹底した捜査と処罰が行われるべきだ」と指摘している。
パク・ナレは一連の論争の影響で、バラエティ番組『私は1人で暮らす~シングルのハッピーライフ~』や『驚きの土曜日』など、出演中だった番組を降板した。
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