「法的措置を」“5種の麻薬”容疑をかけられた俳優ユ・アイン、所属事務所もフェイクニュースに激怒【全文】

2023年04月12日 話題 #ユ・アイン

薬物を常習投薬していたという容疑がかけられている俳優ユ・アイン(36、本名オム・ホンシク)が、最近報道された内容と関連して口を開いた。

【写真】ユ・アイン、女優ソン・ヘギョと“密着”2ショット

本日(4月12日)、ユ・アインの所属事務所UAA側は報道資料を通じて梨泰院(イテウォン)のクラブでの目撃談と「ゾルピデム」過剰投薬と関連した2件の報道について言及した。

この日、ユ・アイン側はまず「芳しくないことで心配をおかけして申し訳ない。ユ・アイン氏が前回の立場文で明らかにしたように、関連調査に誠実に臨み、すべての処罰を受けるという立場には変わりがない」としながらも「不明な理由でマスコミに公開され、さらに確認されていない内容の報道が持続的に流布、拡散している状況と関連して事実関係を正そうと思う」と伝えた。

続けて、梨泰院のクラブ目撃談と関連して「当該記事はただ情報提供者A氏の目撃談に基づいて作成された。目撃談に対するいかなる事実確認もなく推測だけで報道された。当該報道はすでに他のマスコミを通じて“衝撃”、“暴露”のような刺激的な見出しで広がり、まるで毎週クラブで麻薬をしていたようなイメージになってしまった状況」とし「私たちが確認した当該クラブは室内での喫煙が不可能で、別途喫煙区域が用意されていた」と主張した。

併せて、ゾルピデムの過剰投薬に関しては「ユ・アイン氏が長い睡眠障害で睡眠薬を飲んできたのは事実だ。過去にその成分が含まれた睡眠薬を服用していた」とし、「しかし、この6カ月間は他の成分の睡眠薬に代替した状態で、睡眠以外の目的で使用したことはない。関連した真偽は警察の調査で明らかになるだろう」と付け加えている。

所属事務所も法的措置を準備

最後に、「これとは別に非公開が原則である関連の捜査内容が持続的にマスコミに公開されている。そのため、事実確認さえされていない疑惑があたかも確定した事実のように拡散する現実に深刻な憂慮を表わす」とし、「警察の調査内容と関連のない深刻な水準の偽のニュースと確認されていない無分別な『カドラ』(不確かな情報)式の報道に対しては法的措置を含め積極的な対応に出る」と強調した。

(写真提供=OSEN)ユ・アイン

去る3月27日、ユ・アインはプロポフォール、ケタミン、大麻、コカインなど麻薬4種を投薬した疑いでソウル麻浦(マポ)区のソウル警察庁・麻薬犯罪捜査隊から取り調べを受けた。

当初、プロポフォールを管理する食品医薬品安全処はユ・アインが2021年の一年間、73回にわたって4400mlを超えるプロポフォールを投薬した可能性があるとして警察に捜査を依頼した。国立科学捜査研究院の麻薬類精密鑑定の結果、プロポフォール、大麻、コカイン、ケタミンなど4種類の麻薬成分が検出された。

これに対してソウル警察庁・麻薬犯罪捜査隊は、ユ・アインにプロポフォールなどを処方したと疑われるソウル江南(カンナム)、龍山(ヨンサン)区一帯の病院・医院やユ・アインの居住地などを家宅捜索し、病院関係者を対象に調査を続けてきた。

また2月27日に国立科学捜査研究院から麻薬鑑定結果を譲り受けた警察は、3月13~14日にユ・アインのマネージャーや知人などを参考人の身分で呼んで調査した。

また、すでに撮影が終わり、公開を待つばかりだった出演作であるNetflixの映画『勝負』(原題)とドラマ『終末のフール』(原題)は、公開が暫定保留・延期となった。

所属事務所UAAの公式立場全文は、以下の通り。

UAAAです。

まず、俳優のユ・アイン氏に関して、芳しくないことでご心配をおかけして申し訳ありません。

これまで、ユ・アイン氏と所属事務所は警察の取り調べが行われている状況で、関連した調査内容や発言を控えてきました。ユ・アイン氏が前回の立場文で明らかにしたように、関連調査に誠実に臨み、すべての処罰を受けるという立場に変わりはありません。

しかし、非公開原則である終結していない捜査内容などが不明な理由でマスコミに公開され、さらに確認されていない内容の報道が持続的に流布、拡散している状況と関連して事実関係を正そうと思います。 4月11日、ユ・アイン氏に関連して2件の単独報道がありました。

4月11日『国民日報』報道【単独】「ユ・アイン、モデル・タレントと毎週梨泰院クラブに···麻薬の疑い」

4月11日『聯合ニュースTV』報道【単独】ユ・アイン、「ゾルピデム」過剰投薬···5種目の「麻薬」

まず、『国民日報』の単独記事と関連してお伝えします。

当該記事はただ情報提供者A氏の目撃談に基づいて作成されました。また、目撃談に対するいかなる事実確認もなく推測だけで報道されました。当該報道はすでに他のマスコミを通じて「衝撃」「暴露」のような刺激的な見出しで広がり、まるで毎週クラブで麻薬をしていたようなイメージになってしまった状況です。

『国民日報』は「あまりお酒を注文してないのに過度に酔っていておかしいという反応が多かった」、「隅の席でタバコを吸っていたが、一般的なタバコの臭いとは違った」など情報提供者A氏の主張を確認されていない「疑い」の根拠にしました。

『国民日報』には、A氏の主張をどのような方法で検証したのかうかがいたいです。私たちが確認した当該クラブは室内での喫煙が不可能で、別途開放された喫煙エリアが別に設けられていました。誰かの憶測を根拠にした情報提供内容で、『国民日報』のような大手マスコミの事実確認のない報道に大きな遺憾を表します。

これに対して、『国民日報』の当該報道に関して法的措置を進める方針です。

次は『聯合ニュースTV』の「ゾルピデム」関連報道についてお伝えします。

ユ・アイン氏が長い睡眠障害で睡眠薬を飲んできたのは事実です。過去にその成分が含まれた睡眠薬を服用していました。しかし、この6カ月間は他の成分の睡眠薬に置き換えた状態で、睡眠以外の目的で使用したことはありません。関連した真偽は警察の調査で明らかになるでしょう。

これとは別に非公開が原則である関連の捜査内容が持続的にマスコミに公開されています。そのため、事実確認さえされていない疑いがまるで確定した事実かのように広がる現実に深刻な憂慮を表します。

ユ・アイン氏が受けている他の容疑に対しても、より明白な事実関係を伝えなければならない部分がありますが、警察の捜査が続いている現状で、これは捜査機関に対する礼儀ではないと思われます。

しかし、警察の調査内容と関連のない深刻な水準の偽のニュースと確認されていない無分別な「カドラ」(不確かな情報)式の報道に対しては法的措置を含め積極的な対応に出ます。

ご了承ください。

◇ユ・アイン プロフィール

1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。

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