初のフルアルバムを発表したばかりのガールズグループIVE(アイヴ)の日本人メンバー、レイが健康上の理由でしばらく活動を中断する。
相次ぐアイドルたちの健康問題と、それによる活動中断がK-POPファンに切なさを伝えている。
レイの所属事務所STARSHIPエンターテインメントは4月11日、IVE公式ファンカフェを通じてレイの活動中断を知らせた。それによると、レイが最近、体調不良で病院を訪れ、一時的に活動を中断することになった。
STARSHIPエンターテインメントは、まず「レイは最近、動悸や息苦しさなどの体調異常の症状を感じて病院を訪れて相談や検診を受け、治療と安静が必要という医療陣の所見を受けた」と説明した。
続けて「専門医療機関の所見を土台にレイと十分な議論を行い、健康回復のために一時的に活動中断を決定した。アーティストの健康を最優先にした決定について、ファンの皆様のご理解を願う」と付け加えた。
実際にレイの体調不良は、4月10日に行われたIVEのカムバック記者懇談会でも明らかになった。レイは当時、フォトタイムにだけ参加し、懇談会には参加できなかったのだ。IVEの初フルアルバム『I've Ive』を発表する懇談会だっただけに、そこに参加できなかったレイに対して心配の声があふれた。
トップクラスの人気を誇るK-POPアイドルが健康異常で活動を中断するのは、レイが初めてではない。
先立って、TWICEのジョンヨンは4度も健康異常で活動を中断。2020年から心理的不安障害や椎間板ヘルニアを患ってきたためだ。彼女はステロイドの副作用などで、体重異常を経験した。
それでもジョンヨンは去る3月10日に発表されたTWICEの12thミニアルバム『READY TO BE』でカムバックし、元気な姿を見せた。
ボーイズグループも例外はない。NCTのヘチャンが健康上の理由で活動を中断したのだ。SMエンターテインメントは当時、公式ファンコミュニティを通じて「ヘチャンが最近、動悸や息苦しさなどのコンディション異常の症状を感じ、マネージャーと一緒に病院を訪れて相談および検診を受け、治療と安静が必要という医療陣の所見を受けた」と明らかにした。
ヘチャンはその後、20日ぶりにスケジュールに復帰し、比較的早く健康を回復してファンを安心させた。
その他にもALICEのドアとヨンジェ、DRIPPINのアレックス、TNXのチョン・ジュンヒョク、Lapillusのシャンティらが健康異常を訴えて活動中断を経験してきた。相次ぐK-POPアイドルたちの健康問題と活動中断で、ファンの心配が他人事ではない。
メンバー全員がそろった“完全体”の活動を望む声と、アイドルの健康に対する憂慮の2つの声が共存している状況だ。各所属事務所も頭を悩ませている。
(記事提供=OSEN)
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