麻薬投薬の疑いが持たれている俳優ユ・アインが、近い内に被疑者として警察の調査を受ける。
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ユン・ヒグン韓国警察庁長は3月6日、ソウル西大門区警察庁で定例記者懇談会を開き「近い内にユ・アインを捜査すると予想する」と明らかにした。
続いて「ユ・アインの診療記録を分析し、病院・医院関係者の調査などを行っている」と付け加えている。
先立ってユ・アインは2月5日に韓国に入国後、警察の調査を受けた際、尿から大麻の主成分であるTHCの陽性反応が確認された。
ほかにも頭髪検査などでプロポフォール、コカイン、ケタミンの成分が検出され、4種類の麻薬を投薬したとされている。
これらの結果に対してユ・アイン側は、「ケタミンは睡眠麻酔、医療用目的だった」と説明したが、コカインについてはこれといった釈明はしなかった。
またプロポフォールに関しては、2021年の1年間で73回、4400ml以上を処方されていたことも判明。これは異常値といえる数値だ。
現在、警察は具体的な麻薬購入経路などを調べている。
そんななか、ユ・アインはメインキャストを務めるNetflixオリジナルシリーズ『地獄が呼んでいる』続編からの降板が決定した。
ほかにも映画『勝負』など複数の撮影済み作品が残っているため、公開の可否などに関心が集まる見通しだ。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
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