“W不倫夫”を許した韓国女優、困難乗り越えて手にしたトロフィーの重み…女優として存在感を改めて示す

2025年12月31日 話題

夫の不倫問題を受け止めたチャン・シニョンが授賞式の舞台に立ち、女優としての存在感をあらためて示した。

【写真】チャン・シニョン、不貞夫を許した理由

12月30日に開かれた「2025 MBC演技大賞」で、チャン・シニョンは連続ドラマ・短編(単幕)部門の女子最優秀演技賞を受賞。『親切なソンジュさん』(原題)のシム・イヨン、チェ・ジョンユンとともに候補に選ばれたなか、トロフィーは『太陽を飲み込んだ女』(原題)のチャン・シニョンの手に渡った。

ステージに上がったチャン・シニョンは、落ち着いた声で「脚本を書いてくださった作家さん、本当にお疲れさまでした。良い文章のおかげで、この作品をやり遂げることができました」と感謝を伝えた。続けて「監督にも感謝しています。演技への渇望が大きかった時期に、この役を任せてくださってありがたかった」と語った。

チャン・シニョン
(画像=放送キャプチャ)チャン・シニョン

さらに「ほぼ1年近く一緒だったスタッフのみなさんにも心から感謝します」と述べ、最後に「何より家族に、本当にありがとう」と締めくくった。

今回の受賞が一層注目を集めたのは、彼女が近年、私生活をめぐって大きな関心を集めてきたためだ。夫で俳優のカン・ギョンジュンは、既婚女性との不貞をめぐる問題が報じられ、訴訟にまで発展した末に「請求認諾」によって終結したとされる。その後、チャン・シニョンは公式コメントで「多くの対話を重ね、深く悩んだ末に、子どもたちのために再び1つの家庭の中で生きていくことにした」と明かしていた。また当時、「夫も自分を振り返り反省している」「過度な非難は控えてほしい」と訴えたとも伝えられている。

厳しい時を耐え、家庭を守る選択をしたチャン・シニョンは、今回の受賞によって女優としての存在感を改めて示した形だ。困難を乗り越えて舞台に立ったその姿は、単なるトロフィー以上の意味として受け止められた。

チャン・シニョン、カン・ギョンジュン
(写真提供=OSEN)チャン・シニョン(左)とカン・ギョンジュン

(記事提供=OSEN)

◇チャン・シニョン プロフィール

1984年1月17日生まれ。2001年の第71回全国春香(チュニャン)選抜大会で入賞し、芸能界デビュー。2001年の『我が家』でドラマデビューし、以降、『日が昇る家』『輪廻‐NEXT』『広開土太王』『太陽の花嫁』『私の人生の春の日』『私の心きらきら』『バベル~愛と復讐の螺旋~』などに出演した。プライベートでは2006年に事業家と結婚し、2007年4月に息子を出産するも2009年に離婚。2013年のドラマ『いばらの花』で共演した俳優カン・ギョンジュンと2018年5月に再婚した。2019年9月には次男を出産している。

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