1次発表された10~15本の候補作のうち、5本が最終候補となる。
『別れる決心』のほか、国際長編映画賞の第1次予備候補にはドイツの『西部戦線異常なし』、アルゼンチンの『アルゼンチン1985 歴史を変えた裁判』、ベルギーの『Close』、フランスの『セントメール』、ポーランドの『EO』、カンボジアの『Return to Seoul』、デンマークの『ホーリー・スパダー』、パキスタンの『ジョイランド』、メキシコの『バルド、偽りの記録と一握りの真実』、インドの『Last Film Show』、アイルランド『The Quiet Girl』、モロッコの『The Blue Caftan』、スウェーデンの『Cairo Conspiracy』、オーストリアの『コサージュ』がある。
パク・チャヌク監督が演出した『別れる決心』は、山で起きた変死事件を捜査することになった刑事ヘジュン(演者パク・ヘイル)が、死亡者の妻ソレ(演者タン・ウェイ)と出会い、疑いと関心を同時に感じたことで始まる物語を描いている。
5月に開かれた「第75回カンヌ国際映画祭」で監督賞を受賞し、来年1月10日に開催される「第80回ゴールデングローブ授賞式」では外国語映画賞候補にノミネートされ、来年1月15日に開かれる「第28回クリティクス・チョイス・アワード」最優秀外国語映画部門の候補にも名を連ねた。
韓国では公開後に発売された脚本集がベストセラー1位、決め台詞がSNSで流行、BTS(防弾少年団)のRMも複数回鑑賞するほどハマったとSNSで報告するなど、社会現象といえるブームを巻き起こした。