特に今回の南米公演は、2019年最初のワールドツアーとして訪問したメキシコをはじめ、ブラジル、チリ、コロンビアまで範囲を拡張して行うだけに、これまで全世界的に影響力を広げてファンダムを構築してきたNCT 127の成長を改めて実感させる。
先立ってNCT 127は、2021年12月にソウル高尺（コチョク）スカイドームで2度目のワールドツアーから開始し、名古屋、東京、大阪にわたる日本ドームツアー、米LAとニューヨーク、バンコク、マニラ、シンガポール、ジャカルタなど世界各地を回った。
そして今年10月には、韓国最大規模の公演場であるソウル蚕室（チャムシル）総合運動場オリンピックメインスタジアムで初のスタジアム公演を行うなど、輝かしい歩みを見せている。
なお12月7日には、1月の発売を目標にリパッケージアルバムを準備していることがわかった。これでNCT 127は約4カ月ぶりにカムバックすることになる。
◇NCT プロフィール
2016年デビュー。活動グループ、メンバー数の制限がないという新たなコンセプトを持った次世代K-POPグループ。日本、韓国、中国、台湾、香港、アメリカ、カナダ、マカオといった多国籍な23人で構成されており、日本からはユウタ、ショウタロウの2人が所属している。これまで2016年に組まれたNCT Uを筆頭に、NCT 127、NCT DREAM、NCT2018、WayVなどの派生ユニットが誕生している。NCTは「Neo Culture Technology」（ネオカルチャーテクノロジー）の頭文字を取って名付けられた。
