歌手兼俳優のパク・ユチョンに性的暴行を受けたと主張した二番目の通報者A氏と、パク・ユチョンとの間の賠償額が確定した。
9月17日、法曹界によると、A氏がパク・ユチョンに対して提起した損害賠償訴訟で、裁判所が下した強制調整の決定が9月11日に確定されたという。
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ソウル裁判所調停センターの第9調整部は7月15日に調停期日を開いて、強制調整の決定を下しており、1回の住所補正を経て8月27日に調停案をパク・ユチョン側に送達した。
裁判所は調停確定日から1カ月以内にパク・ユチョンがA氏に対して一定金額を賠償するとの結論を下した。賠償額はA氏が請求した賠償金1億ウォン(約1000万円)に及ばない金額だと伝えられている。
パク・ユチョンが調停案を受けた後、2週間以内に異議を提起しなかったため、調整案はそのまま確定した。しかし、パク・ユチョンがA氏に賠償額を支払うかどうかは伝えられていない。
A氏側は、パク・ユチョンが賠償しない場合、不動産など財産に対する強制執行の手続きに乗り出す計画だという。
A氏は2017年にパク・ユチョンから性的暴行を受けたと虚偽告訴した疑いで裁判に持ち込まれたが、大法院で無罪確定判決を受けた。その後、A氏は2018年12月、ソウル中央地裁にパク・ユチョンを相手に損害賠償請求訴訟を提起した。
一方、パク・ユチョンは元恋人だったファン・ハナとともにヒロポンを購入・投薬した容疑で起訴され、懲役10カ月・執行猶予2年の宣告を受けて釈放されている。
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