IZ*ONE出身のイ・チェヨンがヴァンパイアに変身し、ソロアーティストとしての第一歩を踏み出した。
イ・チェヨンは10月12日午後、ソウル広津(クァンジン)区のYES 24ホールで1stミニアルバム『HUSH RUSH』のリリース記念ショーケースを開き、作品にまつわるエピソードを披露した。
2018年に放送された『PRODUCE 48』に出演し、ガールズグループIZ*ONEの一員としてデビューしたイ・チェヨン。グループではメインダンサーとして活躍し、優れたパフォーマンス力、歌唱力で多くの愛を受けた。
そして2021年にIZ*ONE活動が終了したあと、約1年6カ月ぶりにソロデビューを果たした。「待ってくださった多くの方々に心から感謝申し上げる。チームではなく、一人でステージに立つことは緊張するが、新しい姿をお見せできるのでわくわくしている。これから良い姿をお見せしたい」と感想を述べた。
IZ*ONE活動以降、再デビューまで時間がかかった理由について、「ステージとアルバムに気を使い、集中できる時間が必要だった。遅くなったことについては私も残念で、早くファンの方々に会いたくて悲しかったが、応援してくださる方々を信じて準備したところ、このようにソロデビューができるようになった」と答えている。
イ・チェヨンのソロデビューアルバム『HUSH RUSH』は、城に閉じ込められたヴァンパイアが眠りから覚めて、世の中へと第一歩を踏み出す時に感じる戦慄を、不埒な想像力で描き出したアルバムだ。従来の枠組みにとらわれないMZ世代の堂々とした姿を、イ・チェヨンならではの魅力で表現。「チームから離れてソロになった。1人での歌やミュージックビデオで緊張したが、それだけ私に集中できる時間なので、差別化されたパフォーマンスを見せするために努力した」と話している。
続いて“MZ世代ヴァンパイア”というコンセプトに対して「コンセプトがMZ世代とヴァンパイアという独特な組み合わせだ。従来の不気味なヴァンパイアよりも、キッチュでかわいらしい感じを生かした」と説明する。