タレントのパク・スホンが検察対質調査中に父親に暴行され、病院に移送された。
10月4日、パク・スホンの法律代理人である法務法人エスのノ・ジョンオン弁護士は、本紙『スポーツソウル』に「今日、対質尋問があった。パク・スホン氏の兄、兄嫁、父親、パク・スホン氏が出席した。そのなかでパク・スホン氏の父親が足でパク・スホン氏のすねを1回蹴り、“刀で腹を××する”などと言った」と明らかにした。
パク・スホンは同日10時からソウル西部地方検察庁で行われた実兄との対質調査に出席した。しかし参考人として出席した父親に殴られ、近くの病院に緊急搬送された。
ノ弁護士は、「パク・スホン氏の傷はひどくないが、深刻な心理的衝撃で過呼吸症状を見せた。失神して救急室に搬送された状態」と説明。また「現在、パク・スホン氏の父親がすべての犯行を認めている。親族相盜例(親族間の一部の犯罪は刑が免除されたり、告訴があってこそ公訴を提起したりできる)が適用され、処罰を受けない可能性がある」と伝えた。
先立ってパク・スホンは2021年4月、実兄夫婦がマネジメント法人を設立して収益を一定比率で分配するとしたが、それを守らなかったと告訴状を提出した。
同年6月には、実兄夫婦が30年間、自分の出演料を横領したと主張し、86億ウォン(約8億6000万円)相当の損害賠償請求訴訟を起こした。さらに個人通帳から無断でお金を引き出した事実を確認し、損害賠償要求額を116億ウォン(約11億6000万円)に増やした。
実兄は今年9月13日、横領容疑で拘束された。その後、家族がパク・スホン名義で加入した死亡保険に約14億ウォン(約1億4000万円)を納入したという疑惑も提起され、衝撃を与えた。
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