マネージャーを務めた実兄に10億円を横領されたと主張しているタレントのパク・スホンが、今度は父親に暴行されて病院に緊急搬送された。
【注目】「実兄に横領された」パク・スホンの“骨肉の争い”とは?
10月4日、韓国メディア『SBS芸能ニュース』はパク・スホンがソウル西部地方検察庁に出席し、父親パク氏から暴行を受けて病院に送られたと報じた。
パク・スホンは同日午前、横領の容疑で拘束された実兄パク氏との対質調査を受けるために、検察庁を訪れた。そこには父親と、兄の妻イ氏も参考人として検察に出席した。
その過程で父親がパク・スホンに暴行し、脅迫したという。検事室で突発的に起こった暴行に警察と救急車が緊急出動。パク・スホンは救急車で近くの病院に運ばれた。
先立ってパク・スホンは2021年4月、自身のマネージャーの役割をしてきた実兄夫婦がマネジメント法人を設立し、収益を一定比率で分配するとしたが、これを守らなかったとして検察に告訴状を提出した。
またこれとは別に、実兄夫婦が30年間にわたって出演料を横領したとし、86億ウォン(約8億6000万円)の損害賠償請求訴訟も提起。その後、パク・スホンは個人の通帳から無断でお金を引き出した事実も確認したとし、損害賠償請求額を116億ウォン(約11億円6000万円)に増やしたりもした。
それを受けて去る9月13日、実兄は特定経済犯罪加重処罰法上の横領容疑で拘束された。裁判所は証拠隠滅と逃走の可能性があると見た。
横領されて兄を訴えた弟、拘束されて調査を受けている兄。兄弟間の葛藤が激化していたなかで、そこに父親まで加わり、周囲を驚かせている。兄を訴え、父親に暴行された弟パク・スホンは現状を脱することができるのか、注目が集まっている。
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