14年前、突然この世を去った韓国の国民的女優チェ・ジンシルさんが残したもの…作品、家族、そして

2022年08月04日 話題

韓国の国民的女優だったが、突然この世を去ったチェ・ジンシルさんが残したものは何だろうか。家族、作品、そして本当の友達だ。

【写真】チェ・ジンシルさんの娘が「母そっくり」と話題

チェ・ジンシルさんの息子チェ・ファンヒは8月3日、自身のインスタグラムストーリーを通じて「ハッピーバースデー、トゥーミー」というメッセージと共に写真を載せた。公開された写真にはチェ・ファンヒ、妹のチェ・ジュンヒ、歌手兼モデルのホン・ジンギョンの姿が写っていた。

チェ・ファンヒは自分の22回目の誕生日を迎え、妹と叔母に会ったものと見られる。ホン・ジンギョンは去る3月、チェ・ジュンヒの誕生日に100万ウォン(約10万円)の小遣いを送ったことが知られて話題を集めた。チェ・ファンヒの誕生日も欠かさず祝う。血のつながりはないが、本当の親戚のようだ。

(画像=チェ・ファンヒInstagram)左からチェ・ファンヒ、チェ・ジュンヒ、ホン・ジンギョン

チェ・ジンシルさんの波乱万丈な人生

チェ・ジンシルさんは2000年12月に元読売ジャイアンツの投手だった野球選手チョ・ソンミンさんと結婚し、2001年に息子チェ・ファンヒを、2003年に娘チェ・ジュンヒを産んだ。しかし2人は離婚争いを繰り広げ、2004年8月に離婚した。国民的女優の切ない家庭事情に、多くの人が衝撃を禁じえなかった。

それでもチェ・ジンシルさんは傷を乗り越え、翌2005年のドラマ『バラ色の人生』、2008年のドラマ『ラスト・スキャンダル』で完全復活を果たした。

しかし「私はいじめられっ子、まったく息ができない」と書いたメモを残したまま、2008年10月2日に突然この世を去った。

(画像=SBS)チェ・ジンシルさんと子供たち

残された息子チェ・ファンヒと娘チェ・ジュンヒは、母親に続き、2010年に叔父のチェ・ジニョンさんが、2013年に父親のチョ・ソンミンさんが“極端な選択”で姿を消し、大きな衝撃に包まれた。特にチェ・ジュンヒは小学生の時からうつ病を患い、入院するほど苦しい日々を送ったという。

しかし不幸中の幸いで、2人のそばには祖母と母の友人たちがいた。チェ・ジュンヒは2017年、母親の“親友”であるイ・ヨンジャの助けを受けて入院治療を受け、心理的、肉体的な安定を取り戻した。オム・ジョンファと前出のホン・ジンギョンも10年以上、この兄妹の面倒を見ている。

そんな人々のおかげで、たくましく成人に育ったチェ・ファンヒとチェ・ジュンヒだ。母親の才能をそのまま受け継いでセレブとして過ごしているが、天にいるチェ・ジンシルさんが誰よりも喜んでいるはずだ。

(記事提供=OSEN)

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