“飲酒運転疑惑”が持たれていた女優キム・セロンの採血検査の結果は、予想通り免許取り消しレベルだった。
とある韓国メディアによると、ソウル江南(カンナム)警察署は最近、国立科学捜査研究院からキム・セロンの採血検査結果が免許取り消しレベルだったと通知され、追加調査を行っていることが分かった。
先立ってキム・セロンは5月18日8時頃、ソウル江南区清潭洞(チョンダムドン)で泥酔状態のまま運転していたところ、歩道のガードレールに衝突。現場に出動した警察は、キム・セロンを相手に飲酒感知器を実施し、陽性反応が出たという。
その後、血中アルコール濃度を測定しようとしたが、キム・セロンはこれを拒否して採血をするという意思を示し、付近の病院で検査を行った。
当時公開されたCCTV(監視カメラ)の映像には、キム・セロンの車両はガードレール、街路樹、変圧器など全てに衝突していたことがわかっている。この事故の衝撃により、一帯の電気は4時間近くも途切れ、周辺の商店や住民が大きな被害を受けていたことも確認された。
またキム・セロンは変圧器衝突後も運転を続けるなど、逃走しようとしていたが、30分後に警察に逮捕された。同車両にはキム・セロンと1人の同乗者がいたことも確認されている。
このような小さくない規模の事故を起こしたにもかかわらず、キム・セロンと所属事務所のゴールドメダリストは直ちに謝罪の言葉を出さなかったため、非難が殺到することとなった。
この対応は、国立科学捜査研究院での採血測定結果が通常2週間かかるため、時間稼ぎではないかという疑惑も浮上した。
しかしキム・セロンは自筆文で謝罪し、「被害補償のために最善を尽くす」と頭を下げていた。
これに対してキム・セロン側は6月1日午前、韓国メディア『OSEN』に対して「正確な関連事項をチェックし、公式回答を差し上げる」と立場を示した。
(記事提供=OSEN)
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