慰安婦問題に言及した韓国女優、“飲酒運転事故”後の対応が『サイコ』女優を彷彿…同事務所所属

2022年05月19日 話題

女優のキム・セロン“側”が飲酒運転事故について謝罪したが、雲行きは怪しい。

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5月19日、キム・セロンの所属事務所ゴールドメダリストは、「正確な事実関係把握に時間がかかり、公式立場が遅れた点に対して謝罪申し上げる」とし、「キム・セロンの飲酒運転で発生した事故により心配をおかけした点を、心より謝罪申し上げる」と明らかにした。

事務所関係者は今回の事故について、「キム・セロンは自分の過ちを深く反省している。被害と不便を経験した多くの方々と、破損した公共施設の復旧に努めているすべての方々に心より謝罪の気持ちを伝え、被害復旧のために最善を尽くすことを約束した」と付け加えた。

キム・セロンは18日8時頃、ソウル江南(カンナム)区の交差点付近で救助物を受け取って逃走したと知られ、衝撃を与えた。「よろめきながら運転する車がある」という通報を受けて現場に出動した警察は飲酒測定を行おうとしたが、キム・セロンは採血による検査を望んだという。

(写真提供=OSEN)

キム・セロンは採血検査後に帰宅措置された。関係者は「以後、警察の調査にも誠実に臨む予定」とし、「当社も、やはりこのような事件が発生した点に対して責任を深く痛感している。このことで不便を強いられたすべての方々にもう一度お詫びする」と強調した。

2000年生まれのキム・セロンは、2010年にウォンビン主演の映画『アジョシ』で少女ソミを演じた。その後、多くの映像作品に出演し、2017年の従軍慰安婦をテーマにした映画『雪道』のイベントでは同問題について言及し、話題になるなど、注目を集めた若手女優だ。

なお今回の事故によって出演予定だったSBSドラマ『トロリー』(原題)の降板が決定。また現在撮影中のNetflix作品『猟犬たち』についても、今後の発表が注目されている。

今回の事案と少々毛色は異なるが、昨年、韓国を騒がせた同事務所所属の女優ソ・イェジのように、今回のキム・セロンが“最悪の結末”に陥る可能性がある。

手遅れになる前に…

ドラマ『サイコだけど大丈夫』で日本でも知名度を上げたソ・イェジは2021年4月、かつての恋人で『愛の不時着』に出演した俳優キム・ジョンヒョンへのガスライティング(心理的虐待の一種)疑惑、学生時代の整形疑惑、マドリード・コンプルテンセ大学の学歴詐称、キム・ジョンヒョン以前に東方神起ユンホとの交際およびガスライティング疑惑、スペイン留学時代の性格サイテー疑惑など、数々の問題が浮上した。にもかかわらず、ソ・イェジは一貫して黙秘。

結局、ソ・イェジは10カ月後の2022年2月、所属事務所を通じて、「先に、あまりにも遅く、このように文で心を伝える点、心から申し訳ない。これまで私にくださった叱責と数多くの話を見ながら、自分自身を振り返る時間を持った」と謝罪文を発表した。

(写真提供=OSEN)ソ・イェジ

「私の不足で多くの方々にご心配をおかけして、心より申し訳ないと申し上げたい。多くの失望感を抱かせた点、もう一度心より頭を下げて謝罪申し上げる」とし、「すべてのことは私の未成熟さから始まったもので、今後、より一層慎重に行動し成熟した姿をお見せできるよう努力する」という意を伝えていた。

騒動から約1年後にtvNの新ドラマ『イヴ』(原題)での復帰を知らせたソ・イェジだったが、世間からの反応は当然の如く冷ややかだった。

キム・セロンも謝罪文を出したが、本人からではなく、あくまでも所属事務所からという立場でしかない。その上、人を巻き込んでいたかもしれないという重大な飲酒運転事故のため、世間からの非難は免れない状況だ。

(記事提供=OSEN)

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