撮影後のインタビューで、最近最終回を迎えたドラマ『私の解放日誌』でキム・ジウォンが演じた「ヨム・ミジョン」という人物について尋ねると「ミジョンを知っていくうちに、人をありのまま受け入れることができて、どんな言葉も付け加えない人だと思った。心の中では自分が本当に望んでいることを知っている。他人の言葉を借りて表現するのではなく、自分だけの文章を持っているので“崇める”という単語を使えるのではないかと思う」と答えた。
続けて、“崇める”という単語を台本で初めて見たとき、どうだったのかという質問に「作品のアイデンティティが込められた台詞だと感じたので、現場で監督とたくさん話した。放送後には、見て下さった方々がなぜ愛ではなく“崇める”でなければならないのかについて、皆が共感してくれたようで嬉しい」と伝えている。
『BIG ISSUE』の撮影を先に提案してきたキム・ジウォン。「いつから知っていたのか思い出せないほど幼い頃から知っていた。地下鉄の入口で『BIG ISSUE』の販売員の方々に会うと、気になってあれこれ聞いたりもしたし、路上生活者の自立を支援する雑誌という事実も知ることになった」とし、「いつかデビューして多くの方が私を知ってくれるようになったら必ず『BIG ISSUE』に出たいと思っていたが、ついにこのような機会を得て、お会いできてとても嬉しい」と語り、『BIG ISSUE』に対する深い理解と愛情を示した。
◇キム・ジウォン プロフィール
1992年10月19日生まれ。2010年にBIGBANGと共に携帯電話のCMに出演して話題を呼んだ。その後、韓国版『花ざかりの君たちへ』（2012年）、『相続者たち』（2013年）、『私が結婚する理由』（2014年）といったさまざまなドラマに出演。なかでも、2016年に放送されたドラマ『太陽の末裔』では美人軍医ユン・ミョンジュ役を好演し、一層注目を集めることとなった。
