「全員センター級」と話題の新人グループIVE(アイヴ)、“完成されたグループ”の自信は確信へ

2021年12月22日 K-POP #IVE

デビューから“完成されたグループ”であることを掲げたガールズグループ「IVE(アイヴ)」の自信には、理由があった。

【写真】「全員センター級」IVEメンバー別ビジュアル

12月1日に正式デビューした新人ガールズグループIVE(ユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソ)の上昇度が凄まじい。デビューしてから1カ月も経っていないが、数々の成果を収めている。

IVEはデビューから自信に満ちていた。少しずつ発展していく“成長型”の他の新人グループとは異なり、音楽はもちろん、パフォーマンス、ビジュアルまで3拍子を揃えた“完成されたグループ”としての自信を持っていた。

IZ*ONE出身であるウォニョンはデビューショーケースで、「休みなく魅力をアピールするステージを通じて、完成型ガールズグループIVEの姿をお見せする」とチームに対する誇りを表わした。

ウォニョン

そんなIVEの自信は、数字でも証明されている。デビューアルバム『ELEVEN』は初動販売枚数が15万枚を突破し、歴代ガールズグループのデビューアルバム初動第1位という快挙を成し遂げた。何よりも今年一番遅くデビューしたグループが、最も優れた成果を収めたという点で意味がある。

IZ*ONEファンに加え、大衆性まで

IVE最大の動力は、しっかりとしたファン層だ。IVEはIZ*ONE出身のウォニョンとユジンの合流で、デビュー前から多くの関心を集めた。

そんな熱心なファンの支持を受け、デビューから2週間で音楽番組5冠に輝いた。MBC M、MBCエブリワン『ショー!チャンピオン』を皮切りに、SBS MTV、SBS FiL『ザ・ショー』、KBS2『ミュージックバンク』『ショー!音楽中心』と、驚くべき勢いを証明した。

IVE

もちろんウォニョンとユジンがIZ*ONEとして2年6カ月間、活動してきたため、他の新人グループとはスタートラインが違うという見方もある。それでも励みになるのは、音源の成績だ。アルバムと音楽番組はファンの力が大きく作用するが、音源チャートは新規ファンを獲得して大衆性をつかまなければ良い成績を収めにくい。

ところが韓国主要音源サイトであるMelon、ジニーミュージック、Bugsなどのリアルタイムチャートで『ELEVEN』は着実に上位圏に上り、Spotify「グローバルトップ200」チャート、中国QQミュージック、日本LINEミュージックなどでも頭角を現している。

また、米ビルボードの「ワールド・デジタル・ソング・セールス」チャートと「ホット・トレンディング・ソングズ・パワードby Twitter」チャート、ビルボードジャパンの「HOT100」「アーティスト100」「トップユーザージェネレーテッド・ソンズ」など、世界中のチャートで存在感を示し、今後のグローバルな歩みに期待が集まっている。

ビジュアルと実力も突出している。プロジェクトグループの解散後、一種の“キャリア”を持つメンバーの新グループとしての再出発は、諸刃の剣として作用することがある。初めから多くのファンを抱えてデビューすることができるが、下手をすると該当メンバーだけに注目が集まってシナジー効果が発揮できず、“IZ*ONEの派生グループ”との評価にとどまる可能性もある。

IVE

しかしIZ*ONE解散後、7カ月間にわたって十分に呼吸を整え、時を待ったSTARSHIPエンターテインメントは、ウォニョン、ユジンと実力もビジュアルも劣らず、まったく違う個性を持つメンバーであるガウル、レイ、リズ、イソを披露して、全メンバーがそれぞれ魅力を発揮する6人の相乗効果を生み出した。

今では第4世代のK-POPを担う期待株となったIVE。昨年11月にデビューしたSMエンターテインメントのaespa(エスパ)が1年で第4世代ガールズグループの先頭に立ち、また同時期にデビューしたSTAYCが大衆性をつかんで大きな成果を収めた。そこにIVEまでデビュー2週間で過去最高レベルの成果を収め、本格的に第4世代“アイドル大戦”に合流することになった。

“完成されたグループ”であることを自ら証明し、派手なデビューを果たした6人のメンバーが、さらに新たな道を開拓していくか、期待が集まっている。

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