俳優カン・ハヌルと少女時代のユナが、映画『ハッピーニューイヤー』(原題)で初共演を果たした。
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『ハッピーニューイヤー』は、それぞれの事情を抱いてホテル「エムロス」を訪れた人々が、各々の方法で自分の道を切り開いていくストーリーだ。
これまで、誰よりも熱い情熱を持った詩人ユン・ドンジュ(映画『空と風と星の詩人 ユン・ドンジュ』)から、警察の圧迫捜査によって10年間殺人者として生きてきた青年(映画『善惡の刃』)、警察学校に通うどこか惜しい学生(映画『ミッドナイト・ランナー』)、純愛を貫いたヨンシク(ドラマ『椿の花が咲く頃』)など、幅広い役柄で優れた演技力を発揮してきたカン・ハヌルは、本作のジェヨン役で一風異なる青春ストーリーを披露する。
公務員試験に落ち続けて5年。彼女までも去ってしまったジェヨンは、自暴自棄の状態でホテルへ向かうと、思いがけない話し相手に出会う。就活生役で悔しさに満ちた感情を表現すると同時に、ホテルのスタッフ、スヨン(演者ユナ)との“非対面”ロマンスを繰り広げる。
カン・ハヌルは本作について「多くの人物と感情が歯車のようにぴったり合う感じ」と述べている。
監督も「本当に素晴らしい。こちらの考えをいち早くキャッチして吸収し、100%実現してくれる俳優だ」とカン・ハヌルに称賛を送った。
そして、2017年の映画デビュー作『コンフィデンシャル/共助』で女優としての可能性を確かなものにしたユナ。その後も、942万人の観客を動員した『EXIT(イグジット)』と、2021年に公開された『奇跡』(原題)での演技が評価され、今や人気女優の1人となったたユナが、カン・ハヌルとのロマンスを繰り広げる予定だ。
使命感とプライドを持ったホテルスタッフのスヨンを演じるユナは、事情を抱えた宿泊客ジェヨンを担当することに。誰よりも彼の気持ちを察し、真心のこもった態度で接する。
ユナは「年末年始、愛する人たちと一緒に微笑みながら温かく見ることができる映画」と映画に対する期待感を高めた。監督は、「短期間で多くのことを披露してきた女優。しっかりとした演技力と魅力的な声を持っている。これからも一緒に仕事がしたい女優の1人」と感想と将来について述べた。
カン・ハヌルとユナによる新感覚“非対面ロマンス”『ハッピーニューイヤー』は、12月29日に韓国で公開開始だ。
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