世界中から関心を集めている映画『非常宣言』(原題)が、来年1月に韓国で公開されることが決まった。
映画『非常宣言』は、史上初の災害に直面し、なりふり構わない着陸を宣言した飛行機を舞台に描かれる航空災害作品だ。本作は、第74回カンヌ国際映画祭の非コンペティション部門に唯一の韓国映画として公式招待され、全世界の注目を集めた。
『非常宣言』は、圧倒的な没入感を提供する韓国初の航空災害映画という点で、熱い期待が寄せられている。これまで『ザ・キング』(2017年)、『観相師-かんそうし-』(2013年)といった作品の演出が各所から好評を受けてきたハン・ジェリム監督は、『非常宣言』を通じて絶体絶命の状況の中、地上と上空でともに災難に立ち向かう人物の姿を、息詰まる緊張感で描き出している。
特に、上空での災害を再現したタービュランス・シーケンスは、実際の期待や部品を活用した歴代級のプロダクションで作られており、観客がまるで飛行機に搭乗したような驚くべき経験を提供する予定だ。
リアリティーを最大化した演出は、新型コロナのパンデミックを経験した私たちの現実と相まって熱い共感を呼ぶことを予告し、必ず劇場で見なければならない多様な見どころを期待させる。
さらに、出演者には韓国を代表する俳優が勢揃い。ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュンらの演技合戦も最高の注目ポイントに挙げられており、映画ファンの期待感を最高潮に高めている。
注目要素が盛りだくさんの『非常宣言』は韓国公開に先立ち、第74回カンヌ国際映画祭非コンペティション部門に招待され、「完璧なジャンル映画」というティエリー・フレモー執行委員長の絶賛とともに、10分間のスタンディングオベーションが続いた。
韓国公開の報とともに、北米版権販売のニュースも伝えられており、全世界が注目する話題作であることを改めて示した。北米配給を担当したWell Go USAエンターテインメントの代表ドリス・パドレッシャーは「『非常宣言』は鳥肌が立つほどタイムリーであり、出演陣の素晴らしい演技は観客に彼らと似たような状況に直面した時、自分ならどのように行動をとるか知りたくなる」と伝え、海外での熱い反応に期待を寄せている。
前へ
次へ