「Netflixが『イカゲーム』のおかげで、投資額の1000倍の利益を得た」
Netflixが『イカゲーム』によって、投資額対比で約1000倍以上の経済的利益を享受したとの主張が提起された。
10月14日、国会文化体育観光委員会に所属するキム・スンス議員の国政監査資料によると、Netflixは制作費200億ウォン(約20億円)を投入した『イカゲーム』の配信約3週間で、時価総額が28兆ウォン(10月6日の米ナスダック終値基準、約2兆8000億円)ほど増加したという。
投資額と比べて約1166倍の時価総額の増加を記録したことで、冒頭の主張が出たわけだ。
キム議員は、「Netflixは著作権を独占しており、ヒット後、国内制作会社への直接的なインセンティブはない」と主張した。またキム議員は、Netflixなどの海外OTTは韓国コンテンツの販路拡大という意味では役に立つが、「2次著作権を独占しており、国内制作会社が海外OTTの下請けに転落する恐れが大きい」と韓国政府に対策を促した。
全世界的な人気を集めている『イカゲーム』は10月13日現在、視聴世帯が1億1100世帯を超えたと発表された。
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