パク・ソジュン、ハン・イェリ、ユ・テオ、チョン・ジョンソが、ハリウッドでの活躍を予告している。韓国俳優たちの海外進出が目立つ。
去る9月3日、パク・ソジュンがマーベルスタジオの映画出演を確定し、アメリカに出国した。パク・ソジュンは9月3日午後、仁川(インチョン)国際空港で米ロサンゼルス行きの飛行機に搭乗した。同日、黒のフード付きパーカーと黒のズボンを着用して空港に登場した。
パク・ソジュンがマーベル映画に出演するという報道は以前から出ていた。オンライン上では、すでに彼は『キャプテン・マーベル』の続編である『ザ・マーベルズ』に出演すると伝えられた。しかしパク・ソジュンの所属事務所Awesome ENT側は、「出演する作品名とキャラクター、撮影地、撮影期間などを多くの方が知りたがっていることはよくわかっているが、映画関連の詳細な情報は追って発表する予定」と慎重な立場を見せた。
パク・ソジュンだけでなく、すでにハリウッドで活躍している韓国俳優も少なくない。
主に海外作品に多く出演したドイツ生まれの俳優ユ・テオも、映画『ミナリ』制作会社と一緒にハリウッド行きのチケットを切った。ユ・テオは8月、映画『ミナリ』『ムーンライト』などを制作したA24の映画『Past Lives』の撮影のため、アメリカに向かった。
ユ・テオはカンヌ国際映画祭の競争部門の招待作だった映画『LETO-レト-』(2018)で、ロシア語での演技を立派に消化して注目された。韓国国内ではドラマ『マネーゲーム』『保健教師アン・ウニョン』、映画『新年前夜』などに出演した。ユ・テオはアメリカで活発なSNS活動を行い、ファンとコミュニケーションしている。
韓国俳優として初めてアカデミー賞受賞の快挙を達成した映画『ミナリ』で、ユン・ヨジョンの娘モニカとしてアメリカ映画界にデビューしたハン・イェリにもラブコールが殺到した。
ハン・イェリは、アメリカのEcho Lakeエンターテインメントと専属契約し、ハリウッドでの活動に拍車をかけた。Echo Lakeエンターテインメントはダコタ・ファニング、エル・ファニング姉妹など有名俳優のマネジメントを担当している。なおハン・イェリは来る9月22日に韓国で初放送されるtvNのドラマ『ホームタウン』(原題)で、ユ・ジェミョン、オム・テグとスリラー劇を披露する。
映画『ザ・コール』での鳥肌が立つサイコパス演技で一気に注目された女優チョン・ジョンソも、ハリウッドで注目を集めている。
2018年の映画『バーニング劇場版』でデビューし、すぐにカンヌ国際映画祭に招待されたりした。チョン・ジョンソは、映画『モナリザ・アンド・ザ・ブラッドムーン』で初のハリウッド進出を果たしており、9月1日に開幕したベネチア国際映画祭にも招待された。現在、Netflixの韓国版『ペーパー・ハウス』の撮影中で、彼女は作品に集中するために不参加を決定した。
映画『パラサイト 半地下の家族』などを通じて韓国映画への注目が高まったなかで、俳優たちのハリウッド進出も増加している。第93回アカデミー賞授賞式で女優ユン・ヨジョンが、韓国俳優初となる助演女優賞を受賞した。
とある芸能関係者は「韓国俳優たちのハリウッド進出が目につくようになってきた」とし、「以前までは定型化されたシステムが不足しており、俳優が直接オーディションを受ける必要があったが、現在はいくつかの指定された俳優たちにオーディションの提案が来ることもある」と述べた。
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