韓国の大衆音楽チャートであるガオンチャートが2021年上半期をまとめたチャートを発表した。
2021年上半期ガオンチャートによると、歌手兼女優のIU(アイユー)の『Celebrity』がデジタルチャート、ストリーミングチャートで1位を獲得。2冠の栄誉に輝いた。
またイム・ヨンウンの『星の光のような私の愛よ』(原題)がダウンロードチャート1位、NCT DREAMの1stフルアルバム『Hot Sauce』がアルバムチャート1位に。上半期ソーシャルチャート2.0の1位はBTS(防弾少年団)が占めた。
IUの『Celebrity』が上半期デジタルチャート、ストリーミングチャートで1位となり、依然として音源クイーンであることを証明した。『Celebrity』は、2021年5週に渡ってデジタル、ダウンロード、ストリーミング、カラーリングチャートに1位にランクインして4冠の栄誉を抱いた後、6週連続デジタル、ストリーミングチャート1位となるなど、長い間愛されている。
また、今年上半期にはIUが初めて作曲に参加したドラマ『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』のOST『私の手を握って』(原題、2011年発売)が急激に順位を伸ばし、2021年に15週に渡りデジタルチャート8位にランクされるなど、ガオンチャート上位圏に姿を見せたりした。
イム・ヨンウンの『星の光のような私の愛よ』が上半期ダウンロードチャートで1位となり、再びトロットブームを盛り上げた。この曲は、2021年に11週に渡りガオンチャートのデジタル、ダウンロード、BGM、着信音、カラーリングチャート1位を占めて5冠を獲得したことがある。特に、ダウンロードチャートでは5週連続1位となるなど、50代女性ファンが相当部分を占める“ヨンウン時代”のパワーを見せた。
上半期アルバムチャートでは、NCT DREAMの初のフルアルバム『Hot Sauce』が204万9042枚の販売量を記録して1位を占めた。NCT DREAMは、昨年発売したミニアルバム『RELOAD』の年間販売数よりも3倍以上も販売枚数が増加して本物の”辛味”を見せたと評価されている。単一のアルバムだけで200万枚を販売したNCT DREAMは、このままアルバム市場をリードすることになるのか成り行きが注目される。
週間・月間のソーシャルチャート不動の1位を続けていたBTSは、上半期のソーシャルチャート2.0でも1位の栄誉に輝いた。BTSは、V LIVEチャンネルでファンと着実に疎通してファンの愛を実践するアーティストだ。また、YouTubeやTikTok (ティックトック) 、V LIVE再生回数は他のアーティストと比較できないほど高い再生数を記録している。BTSは、週間ソーシャルチャート2.0で16週連続、月間では4カ月連続1位を維持している。
その他、2021年上半期ガオンチャートで見事な活躍をした曲がある。上半期デジタルチャート2位を占めたBrave Girlsの『Rollin'』は2017年3月に発売された曲だが、YouTube上で『慰問列車』(原題、韓国の国防弘報院によるアイドルや芸能人が軍隊を慰問する姿を移した番組)の公演映像が話題となり、再注目されて、2021年に10週に渡ってデジタルチャートで2位にランクインした後、週間デジタルチャートで5回1位となるなど、現在も冷めない人気を見せている。
上半期ガオンチャートは7月9日11時にガオンチャートのホームページで発表された。
前へ
次へ