女優コ・ミンシが、Netflixオリジナルシリーズ『Sweet Home －俺と世界の絶望－』で強烈なインパクトを残し、役者人生のターニングポイントを迎えた。
【注目】『Sweet Home』の制作発表会で主演が大胆発言？
2017年、SBSドラマ『猟奇的な彼女』でデビュー以来、2018年の映画『The Witch／魔女』で主人公の親友役で注目を集め、『シークレット・ブティック』のアマチュア囲碁棋士役を経て、Netflixオリジナルシリーズ『恋するアプリ Love Alarm』『Sweet Home』で次世代ライジングスターに浮上した。
いま、世界中で注目を集めている『Sweet Home』は、国内はもちろん、海外でも熱い反響を得ている。配信開始から4日で海外13カ国で1位、70カ国以上でNetflixトップ10入りを果たした。
同作の人気について、コ・ミンシは次のように語る。
「SNSのフォロワー数が増えているのを見て、人気を実感している。まだ動揺が隠せないが、今の状況を十分に楽しもうとしている。イ・ウンボク監督や先輩たちとご一緒できたので、私にとってはプレゼントのような作品。ターニングポイントのような時間だった」
コ・ミンシは劇中、イ・ウニョク（演者イ・ドヒョン）の妹イ・ウニュ役を務め、バレエをやめた反動でひねくれた思春期の女子高生を熱演。怪物との戦闘シーンが飛び交う同作において、彼女は華麗なる話術の持ち主として話題を集めた。容赦ない毒舌で「グリーンホーム」の住人らを緊張させる一方、演者チャ・ヒョンス（演者ソン・ガン）とのラブラインで思春期真っ只中の少女の姿も見せた。
コ・ミンシは最も難しかった点として「ダイエット」を挙げる。「ダイエットが最も難しかった。撮影のために13キロ減量し、45キロの状態で撮影に臨んだ。撮影前まではバレエについて知らなかったが、ウニュがバレエの夢を持っていた人物だったので、撮影2カ月前からバレエを習い、7カ月ほど学んだ。今は趣味として楽しんでいる」と話した。
劇中で野球バットを振り回すギタリスト、ユン・ジス（演者パク・ギュヨン）とは嫌味を言い合うなかから親友になる。パク・ギュヨンとの共演について、「今回、キュヨンさんと急速に親しくなった。ドラマの中では喧嘩するシーンが多いが、実際には仲良く、頼りにしていた」と話す。また、「『恋するアプリ Love Alarm』で共演したソン・ガンさんも、同年代だったのでもっと仲良くなった。（兄役の）イ・ドヒョンさんとは初めての共演だったけど、密かにお気遣いいただいたりして。次のドラマ『五月の青春』（原題）でもご一緒にすることになった」と述べた。
ほかのキャラクターに比べてアクションシーンが少なかったことについては、こう話す。
「私もアクションがやりたかった。怪物と戦いたかった。このことを監督に伝えたら、『ウニュは口で戦う人だから、君がセリフをしっかりやってほしい』と言われた。シーズン2をやるなら、アクションシーンも入ってほしい。個人的にはヒョンス（演者ソン・ガン）が持っていた電気が通る槍が欲しかった。シーズン2で私は火矢や槍のような大きな武器を使えたら嬉しい」
愚痴を言いながらも、面倒を見る“ツンデレ”キャラクターを演じたコ・ミンシ。本人にもそのような姿があるかと聞くと、「実は私も表現が上手くできない部分がある。表現すべき状況で恥ずかしがるタイプだ。そういう面は似ているけど、ウニュのように過激な表現はしない（笑）」と笑った。
最後には、「イメージチェンジを通じていろんな姿をお見せしたい。あの俳優がこの人だったの？という驚きが一番ありがたい。今より2倍、3倍は頑張ろうと思った。2020年はたくさん学んで固めた時期だったので、2021年にはもっと視聴者に近づける時期になりそう。飽きないように、いろんなイメージで視聴者の目に留まりたい」と、新年の抱負を語った。
コ・ミンシが出演した『Sweet Home －俺と世界の絶望－』は、Netflixで独占配信中。
◇コ・ミンシ プロフィール
1995年2月15日生まれ。20歳のときにウェディングプランナーとして就職したが、女優の夢を諦められずソウルに上京。その後、ウェブドラマや短編映画に出演し経験を積む。2018年の映画『The Witch／魔女』で、主人公ジャユン（演者キム・ダミ）の親友役を演じて話題に。現在Netflixで配信中の『Sweet Home －俺と世界の絶望－』で“バレエ少女”イ・ウニュ役を熱演。2021年にはドラマ『智異山』（原題）、KBS2ドラマ『五月の青春』（原題）に出演する。
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