日本で大ヒット公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』が韓国でも期待を高めている。
韓国では8月22日に公開予定だが、IMAX、ドルビーシネマ、Superflexなどの主要な特別フォーマット上映でのプレミア上映会の前売り券が販売開始されると、観客から爆発的な反応を得ているのだ。
特に、CGV龍山(ヨンサン)アイパークモールのIMAX館では、チケット販売開始からわずか3分で完売。ロッテシネマ・ワールドタワー、メガボックス・コエックスなどの主要なマルチプレックス劇場も続々と完売し、本作への高い期待感を示した。
また、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は公開3週間前にして全体予約率7位、公開予定作の中では予約率2位にランクインしている。
振り返れば、韓国で『鬼滅の刃』の映画が初めて公開されたのは、2021年1月の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』だ。
映画公開が決まると、主人公・炭治郎の耳飾りが旭日旗のデザインに似ているとして波紋が広がったこともあった。そのため韓国の劇場版とNetflix版では、炭治郎の耳飾りが別のデザインに修正された。
それでも『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、観客動員数222万人のスマッシュヒット。同年5月26日時点では、「2021年に韓国で公開された映画」のなかで最多観客動員数だった。
この222万人という数字は、韓国で公開された日本アニメ映画の記録としても、当時の歴代1位『君の名は。』(367万人)、2位の『ハウルの動く城』(301万人)に続く3位の成績だった。
その後、2023年1月公開の『THE FIRST SLAM DUNK』が490万人、2023年3月公開の『すずめの戸締まり』が558万人を動員して過去最高を次々と更新している。
韓国で着実に日本アニメの存在感が増しているなかで、今回の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』がどこまで観客動員数を伸ばせるか、注目が集まっている。
■【画像】『鬼滅の刃』“パクり疑惑”の韓国ゲーム、そっくりすぎる
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