BTS・Vが声だけの出演で、圧倒的な存在感を発揮した。
彼のサプライズ応援のひと言にスタジオが沸き、歌手ハハとキム・ジョングクの心のこもった反応がさらに笑いを誘った。
6月19日に公開されたYouTubeチャンネル『GYM JONG KOOK』では、ハハとその息子ドリーム、そしてボディビルダーのマ・ソンホがゲストとして登場。この日の放送は、ハハの新曲『Sunny Day』のプロモーションを兼ねたコンテンツだったが、予想外のワールドスターの登場があった。
キム・ジョングクがハハのアルバムについて話しながら、「誰か祝ってくれないかな」と言うと、どこかで聞き覚えのある声が流れた。
「ハハ兄さん、アルバムおめでとうございます」という言葉と共に親指を立てたのは、ほかでもないBTSのV。画面に姿は現さなかったが、声とリアクションだけで強い存在感を放った。
ハハは驚いた様子でカメラの後方を見つめながら笑いをこらえきれず、手でVサインを描いてその正体をほのめかした。そして「ツイッターで僕の曲を紹介してくれた人」と述べ、Vとの縁を紹介した。
実際、Vは2021年、BTSの公式ツイッターアカウントを通じて「幼い頃、小さかった自分に大きな心を与えてくれた曲」として、ハハの『Story Of A Little Kid』を推薦していた。
2人の縁は、さらにさかのぼって2015年に出演したMnetの番組『野蛮TV』(原題)に始まる。
当時ハハは、Vのルックスを見て「本当にイケメンだ」と何度も感嘆の声を上げており、2018年に発表した楽曲『DANG DIGGI BANG』では「気分はBTSのVみたい」という歌詞でVへのファン心を表していた。
今回の『GYM JONG KOOK』の回は、Vの兵役中に撮影されたもので、実際に姿を見せる出演ではなかったが、ファンの間では「除隊後の正式出演」を期待する声が高まっている。
◇V プロフィール
1995年12月30日生まれ。韓国・大邱広域市出身。本名キム・テヒョン。身長179cm。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。兵役のため2023年12月11日に入隊し、2025年6月10日に除隊した。
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