韓国の暴露系ユーチューバーが俳優キム・スヒョンを「悪魔」呼ばわりし、「地獄行き」を予告する過激なライブ配信を行った。
【写真】「カロセロ研究所」が流出…キム・スヒョンがキム・セロンさんに“キス”
キム・スヒョンが急逝した女優キム・セロンさんをめぐる“未成年交際疑惑”に関する緊急記者会見を開いた3月31日の夜19時、YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」が緊急ライブ配信を実施した。
「カロセロ研究所」は配信内で、キム・スヒョンとキム・セロンさんが映った動画や複数枚の写真、カカオトークのメッセージのやり取りなどを公開した。
動画には、キム・セロンさんが作ったとされるタッポックムタン(鶏肉の炒め煮)をキム・スヒョンが食べる様子が映されており、焼酎と思われる瓶やグラスも確認された。キム・セロンさんは「いかがですか?」「早く食べてください」「美味しいですか?」などとキム・スヒョンに声をかけていた。
同日の会見で、キム・スヒョン側がキム・セロンさんの遺族および「キム・セロンの叔母」を名乗る氏名不詳者、そして「カロセロ研究所」に対する刑事告訴を発表したことを受け、「カロセロ研究所」は対抗するかのように新たな暴露を行った。
キム・スヒョンとキム・セロンさんがスキー場で撮影したツーショット写真や、カカオトークのやり取りを公開したのだ。
「カロセロ研究所」は「3~4年は引っ張ることができる。資料が膨大にある。キム・セロンのスマートフォン5台とノートパソコン4台を確保した。キム・セロンが重要な部分をすべてキャプチャした。(キム・セロンが)高校2年生のときだ」と主張し、「(キム・スヒョンが)いつまで嘘をつき続けるのか見守る」と警告した。
キム・スヒョンの会見に先立ち、3月27日にはキム・セロンさんの遺族側が会見を開き、キム・セロンさんが満16歳で未成年だった当時にキム・スヒョンと交わしたとされるカカオトークの内容を公開していた。
一方、キム・スヒョン側は会見を通じて、遺族側が提示した証拠がすべて捏造されたものであり、遺族側が公開した2016年と2018年のカカオトークのやり取りが、同一人物による会話ではないという分析結果を検証機関から得たと反論した。
これに対し「カロセロ研究所」は、「あとで(キム・スヒョンが)“私たちのキム・スヒョン、キム・スヒョン・スター、怖いです”と三人称で喋り出すんじゃないか。2016年のキム・セロンと対話時の話し方と2018年のカカオトークの話し方が違うと言った。ふざけてるのか?」と皮肉交じりに一蹴した。
さらには、キム・セロンさんが2018年6月に料理教室に通っていた際のインタビュー映像も公開。映像内で、キム・セロンさんは「家で料理をすることになり、周りの人にも作ってあげることになった」と語っていた。また、キム・スヒョンがリビングで歌を歌っている映像も公開された。
そして、「カロセロ研究所」は「問題はこの動画だけではない。(キム・スヒョンがタッポックムタンを食べる映像は)2018年6月20日、(キム・スヒョンが歌を歌う映像は)6月21日だ」とし、キム・スヒョンとキム・セロンさんが“一夜を過ごした”と指摘した。
また、2016年6月24日に2人が交わしたとされるカカオトークの内容も公開。トーク内ではキム・スヒョンがキム・セロンさんに1枚の写真を送っており、これが2015年12月12日に撮影されたものだと説明した。
最後に「カロセロ研究所」は、「最後まで(キム・セロンが)未成年だった時期にキム・セロンと付き合わなかったという真っ赤な嘘(をついた)。知人たちといつも酒を飲み、一緒に寝るのか」とキム・スヒョンに呼び掛けると、「少しずつ見せてやる。それでも、キム・スヒョンが謝罪することを望む。あなた(キム・スヒョン)はどうせ地獄行き確定だ。地獄にも段階がある。これ以上恐ろしい地獄に行きたくなければら、誠意ある謝罪をすべきだ」と強調していた。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
◇キム・セロンさん プロフィール
2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年の『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞。2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。2022年5月18日に免許取り消しレベルの泥酔状態で運転して事故を起こし、活動を自粛。2025年2月16日、24歳でこの世を去った。
■【全文】「初恋で、最後の恋」キム・セロンさんがキム・スヒョンに宛てた手紙
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