K-POPグループP1Harmonyのギホが、母親の詐欺疑惑について初めて自身の心境を語った。
2月19日、ギホはファンとの交流プラットフォームを通じてメッセージを発信。「最近、みんなもすごく混乱して辛かったと思う。そのような状況にさせてしまって、本当に申し訳ない。でも、そんな状況でも僕を応援し、信じてくれたPEACE(P1Harmonyファン)の皆さんには心から感謝している」と伝えた。
さらに、ファンから届いた手紙を読んでいたとも明かし、「皆さんの手紙は、しっかりと読んでいたよ。本当にたくさんの力をもらった。心から感謝している一方で、それ以上に申し訳ない気持ちも大きかった。これからも、いつもそばにいてくれるPEACEの皆さんを思いながら前に進んでいく」と、複雑な心境を吐露した。
ギホの母親は昨年3月、詐欺・類似受信行為の規制に関する法律違反の容疑で告訴された。被害者と主張する人物は、SNSを通じて次のように訴えていた。
「P1Harmonyのギホの母親!あなたが息子と牧師の名前を出して持ち去った11億ウォン(約1億2000万円)。1年6カ月経っても返金されず、連絡も途絶えている」
「ギホ、お母さんに“警察の調査を早く受けて、お金を返してほしい”と伝えてくれ。被害者たちはもう耐えられない」
現地報道によると、ギホの母親による詐欺被害者は計10人程度おり、推定の被害総額は300億ウォン(約31億円)に上るという。
本件について、ギホの所属事務所FNCエンターテインメントは公式声明を発表。
「ギホの母親に関する事件は昨年、警察に告訴が受理されたものの、“嫌疑なし”として捜査は終了している」「しかし、被害者側の異議申し立てにより、最近になって再調査が開始された」「ギホ本人は本件に一切関与しておらず、これまで事件の進行状況についても全く知らなかった」と、ギホとは無関係であることを強調した。
ギホは2001年9月27日生まれ、カナダ・トロント出身の23歳。FNCエンターテインメントのグローバルオーディション参加を通じて2018年に同事務所の練習生となり、2020年10月にP1Harmonyのメンバーとしてデビューした。グループではリーダーを務めている。
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