児童虐待、名誉毀損の容疑で有罪判決を言い渡されたK-POPガールズグループ「T-ARA(ティアラ)」元メンバーのアルムが、今度は金銭詐取の容疑で在宅起訴された。
1月21日、捜査当局によると、水原(スウォン)地検・安山(アンサン)支庁は昨年12月、アルムの現夫A氏を詐欺容疑で拘束起訴し、アルムを在宅起訴した。
アルムとA氏は、アルムのファンなど知人3人から約3700万ウォン(日本円=約400万円)を借りた後、返済しなかった疑惑を受けている。
被害者たちは「(アルム側が)個人的な事情を理由にお金を借りた後、現在まで返さずにいる」と主張し、昨年3月から5月にかけて立て続けに警察へ告訴状を提出してきた。
これに対し、検察はA氏が犯行を主導したと判断し、A氏を拘束起訴した。
アルムは2012年7月のT-ARAに合流し、芸能界デビュー。2013年2月にグループがリリースした初の日本オリジナルシングル『バニスタ!』では、ソロ曲『Happy Rain』などを披露したこともあったが、同年7月にグループを脱退した。
その後は2019年8月に2歳年上で事業家の一般男性と結婚し、2人の子どもを出産したが、2023年12月に離婚を発表。これと同時に現夫A氏との再婚を発表し、注目を集めた。A氏との再婚をめぐっては多くのデマや噂が飛び交ったが、アルムはこれらをすべて否定した。
そして昨年11月、A氏との間の第一子となる娘を出産し、同時に第二子となる娘の妊娠を発表したアルム。最近ではA氏を狙ったかのような投稿で注目されたこともあったが、アルム本人が「現在の夫ではない。とある悪人がいたが、その人と関連したことだ」と釈明した。
そんなアルムは、今年1月16日に行われた安山(アンサン)支院・刑事9単独(ユン・サンド部長判事)の公判で、児童虐待、名誉毀損の容疑で、懲役8カ月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡された。併せて、40時間の児童虐待予防講義の受講も命じられた。
現在、アルムは自身のSNSアカウント、YouTubeチャンネルのコメント欄を閉鎖している状態だ。
◇アルム プロフィール
1994年4月19日生まれ。本名イ・アルム。2012年7月にガールズグループT-ARAに合流してデビューしたが、翌2013年7月にグループを脱退。2019年8月、インスタグラムで同年10月に一般人の事業家と結婚し、妊娠中であることを発表。2020年5月に息子を出産した。ただ、2022年5月に夫婦でバラエティ番組に出演し、夫との不仲とうつ病を患っている事実を告白。それでも、同年12月29日には次男を出産したが、2023年12月に離婚を発表し、同時に新しい恋人との再婚も公表。2024年11月、再婚相手との間の娘の出産、2人目(計4人目)の妊娠を発表した。
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