“日本の成人作品”のパッケージ画像をSNSに投稿したことで物議を醸したパク・ソンフン。新ドラマへの出演が霧散したなか、ある俳優の名が代役として取り上げられている。
1月13日、芸能事務所ゴールドメダリストの関係者は、本サイト提携メディア『OSEN』に「イ・チェミンが『暴君のシェフ』の男性主人公役を提案され、出演を前向きに検討中だ」と発表した。
『暴君のシェフ』は、過去へとタイムスリップした主人公のフレンチシェフが、最悪の暴君で最高の美食家でもある王と出会うというファンタジーロマンス作品で、『風の絵師』(08)、『根の深い木 -世宗大王の誓い-』(11)、『星から来たあなた』(13~14)、『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』(20)、『ホン・チョンギ』(21)、『夜に咲く花』(24)など、多数のヒット作を手がけてきたチャン・テユ監督の新作。
今回名前が挙がったイ・チェミンは2000年生まれの24歳で、『ハイクラス』(21)、『還魂』(22~23)、『イルタ・スキャンダル -恋は特訓コースで-』『生まれ変わってもよろしく』(23)などへの出演で注目されている新鋭俳優だ。
もともと本作は、女性主人公には少女時代のユナ、その相手役に『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』(22)、『涙の女王』『イカゲーム』シーズン2(24)と注目作に相次いで出演しているパク・ソンフンが選ばれ、キャストが揃っての台本読みが控えていた。だが12月30日、パク・ソンフンがSNSに『イカゲーム』のパロディ成人作品のパッケージ画像投稿してしまったことで、大きな騒動となってしまったのだ。
当時は年末に起きた済州(チェジュ)航空の旅客機事故により、国全体が哀悼期間でもあった。その後に最初の台本読みが中止になったため、パク・ソンフンのトラブルの影響かと思われたが、制作するスタジオドラゴンは「旅客機事故犠牲者の哀悼に参加するため中止になっただけで、パク・ソンフンの騒動とは関係がない」と明言している。
以降、16日に台本読みが行われることとなったが、今回のパク・ソンフン降板で暫定的に中止。スタジオドラゴンは「未定」と答えている。
所属事務所のBHエンターテインメントは「多くのDMを確認する過程で誤って投稿してしまった。(パロディAVに)問題の素地があるので、会社の担当者に送ろうと保存した画像を誤って投稿してしまった」と釈明し、パク・ソンフン本人は8日に行われたインタビューでメディアを通じて涙ながらに謝罪。だが結局、降板が決まってしまったというわけだ。
(記事提供=OSEN)
◇イ・チェミン プロフィール
2000年9月15日生まれ。韓国・京畿道出身。身長190cm。高身長とアイドル級のビジュアルを併せ持つ人気若手俳優で、2021年にドラマ『ハイクラス~偽りの楽園~』でデビュー。以降も『時速493キロの恋』(原題)、『還魂:光と影』、『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』、『生まれ変わってもよろしく』に出演し、2024年6月公開のNetflixオリジナルシリーズ『ヒエラルキー』で主演を務めた。2022年9月から2024年5月にかけてKBSの音楽番組『ミュージックバンク』でMCを務め、IVEのウォニョン、LE SSERAFIMのホン・ウンチェと共演した。プライベートでは2024年3月、同じ2000年9月生まれで女優のリュ・ダインとの交際を認めた。
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