テギョンとソヨン主演ドラマが迷惑行為か。ユネスコ文化遺産を損傷の疑い

2025年01月02日 テレビ #韓国ドラマ #写真

KBS2の新ドラマ『主役の初体験、私が奪っちゃいました』の撮影中、ユネスコ世界文化遺産に登録されている「ビョンサン書院」が損傷されたとして、論争が巻き起こっている。

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1月2日、建築家ミン・ソホン氏は自身のSNSを通じて、「ビョンサン書院での目撃談を記録する。12月30日(月)午後3時ごろ、ビョンサン書院を訪れた。書院は駐車場から約300メートル離れた場所にある。駐車場付近にはKBSドラマの撮影車両が約7台停まっており、近くで撮影が行われているのだろうと思い、書院へ向かった」と述べ、複数の写真を公開した。

公開された写真には、書院の「柱上部に取り付けられたランタンや、それを設置している一部スタッフの姿が映っていた。また、『主役の初体験、私が奪っちゃいました』の撮影車両が多数写っていた。

ミン建築家は「書院の内部にはドラマの小道具と思われる物が至る所に置かれており、数人のスタッフがランタンを吊るすために木製の柱に釘を打っていた。周りを見渡すと、すでに柱には多くのランタンが吊るされていた」とし、「作業を進めていたスタッフは、面倒くさそうに“すでに安東(アンサン)市の許可を得ているので、疑問があれば市庁に問い合わせればいいのでは? 許可を得たと何度も説明しなければならないのか”と逆ギレして怒り始めた」と語った。

その後、建築家は安東市庁の文化遺産担当部門や国家遺産庁(旧文化財庁)に通報し、MBCやJTBCにも電話で情報提供を試みたが、翌日に再確認したところ、撮影は予定通り進行されていた。

これについてミン建築家は、「釘を打つくらい大したことではないと思うかもしれませんが、韓屋の住宅でさえ釘を一本打つのに相当ためらうのに、文化財の場合はなおさら慎重な配慮が必要ではないでしょうか。文化財を撮影場所として許可すること自体が果たして正しいことなのか疑問です。公共放送であるKBSのドラマ撮影過程でこのようなことが起きるのは嘆かわしいことであり、決して軽視できる問題ではありません」と批判した。

この件に関して『主役の初体験、私が奪っちゃいました』側はOSENに対し、「関連内容について確認中」とコメントした。

(写真提供=OSEN)ソヒョンとオク・テギョン

KBSの新ドラマ『主役の初体験、私が奪っちゃいました』は、平凡な女子大生の魂が宿ったロマンス小説の中で、背景のような脇役が小説内の最強の執着系主人公と一夜を共にすることで展開されるロマンスファンタジーで、ソヒョン、オク・テギョン、クォン・ハンソル、ソ・ボムジュン、ジ・ヘウォンらが出演予定である。

(記事提供=OSEN)

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