韓国男性グループWINNER(ウィナー)に所属し、現在は社会服務要員として兵役義務を履行しているソン・ミノ(31)が、“不誠実な勤務態度”の疑惑で物議を醸している。
ソン・ミノの所属事務所YGエンターテインメントは12月17日、「アーティストの服務と関連した詳細な内容は確認が難しい。ただし、病気休暇の理由は服務前から受けていた治療の延長であり、そのほかの休暇などはすべて規定に合わせて使用した」と明らかにした。
同日午前、韓国メディア『ディスパッチ』は、社会服務要員として兵役義務を履行中のソン・ミノが、勤務先の麻浦(マポ)便益施設にまともに出勤していないという内容を報じた。
報道によると、ソン・ミノは昨年3月24日より麻浦施設管理公団で服務を始めた。その後、今年3月に住民施設の責任者でソン・ミンホの上官にあたるA氏が、ソン・ミノを麻浦便益施設に異動させる辞令を出した。
同メディアは、ソン・ミノが勤務地を移して以降、時々現れては出勤のサインだけをした後、タバコを吸って姿を消すとし、今年11月から12月初旬まで10回以上、当該の該当施設を訪問したが、一度もソン・ミノの姿を確認できなかったと伝えた。
A氏は『ディスパッチ』によるソン・ミノの出勤確認の要請に、「今日は年次休暇」「今日は病気休暇」「今日は入院」などを理由に挙げた。
また、出退勤の記録紙やCCTV(防犯カメラ)の公開要請に対しては、「個人情報なので不可能だ」と答えたことがわかった。
ソン・ミノは来る12月23日に招集解除となり、兵役義務を終える予定だ。
なお、ソン・ミノが割り当てられた「社会服務要員」とは、兵役判定検査で「4級(補充役)」の判定を受けた人が現役兵の代替として公的機関で勤務する制度のことだ。
「社会服務要員」となった場合は区役所や福祉施設などに所属し、自宅から配属先まで通うことになる。4級判定を受ける一般的な理由は、持病や身体の故障がほとんどだとされている。
現在はソン・ミノのほか、BTSのSUGAなども社会服務要員として兵役義務を履行している。
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