女優のハ・ヨンスが日本での芸能界活動に対する感想を伝えた。
12月11日夜に韓国で放送されたトークバラエティ『ラジオスター』(MBC)で、3年ぶりとなる母国地上波番組に出演したハ・ヨンス。
MCのキム・グラは「昔は(ポケモンの)“ゼニガメ”のような感じだったが、今は成長した感じがする」として、久しぶりに会ったハ・ヨンスを称賛。直近2年ほど日本で活動しているハ・ヨンスは、「最初は美術関係で留学しようと日本を調べてみた。私立の美術学校の学費が1年で1億5000万ウォン(約1500万円)だった」「できることは芸能活動だけだったので、芸能事務所を調べて役者として活動することになった」と明かした。
続いて日韓のギャラの違いについても説明したハ・ヨンス。「日本のギャラは韓国の11分の1だった。公営放送(NHK)なので出演料自体も低く、番組にいくら出たかによってギャラが変わる」として、「代わりに広告でたくさん稼いだ」「初めて広告撮影をしたとき、3万ウォン(約3000円)が入ってきた」と話し、皆を驚かせた。
そして「どうしても(日本で)広く知られた人でもないし、国籍の限界もあった。それで雑誌の撮影をしたが3万ウォンが入ってきた。それで最初はちょっと驚いた。そうやって8カ月が過ぎていくのに、このままで大丈夫かとも思った。そのタイミングでドラマのオファーが舞い込んできた」として、日本で広く知られるようになったきっかけも明らかにした。
(記事提供=OSEN)
◇ハ・ヨンス プロフィール
1990年10月10日生まれ。韓国・釜山出身。身長160cm。2013年に映画『恋愛の温度』でデビューし、ドラマ『モンスター~私だけのラブスター~』の主演に抜擢されて名前を知らせた。その後、ドラマ『じゃがいも星』『リッチマン~嘘つきは恋の始まり~』、映画『愛の旋律』などに出演。2022年に韓国所属事務所との専属契約が終わると、同年5月に日本に留学。2024年度前期放送のNHK連続テレビ小説の第110作目『虎に翼』では、朝鮮半島からの留学生・崔香淑(さい・こうしゅく)役を演じた。
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