言語別に“2日連続放送”の新方式、ZB1生み出した『BOYS PLANET』第二章がついに始動

2025年07月16日 番組

Mnetの新オーディション番組『BOYS II PLANET』が、これまでにない“デュアル構成”でK-POPサバイバルに新風を吹き込む。

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7月16日午前、ソウル・九老(クロ)区のザ・セイントで行われた制作発表会には、制作陣と出演者が登壇し、番組のコンセプトや見どころが明かされた。

『BOYS II PLANET』では、プラネットKから集まった80名と、プラネットCから集まった80名、計160名の少年たちが、それぞれ異なる“惑星”から出発し、「BOYS II PLANET」という共通の舞台で出会う。太陽を目指して歩む彼らの旅路が描かれ、世界中から集結した参加者たちの個性や物語を通じて、唯一無二のグローバルボーイズグループ誕生に向けた壮大なサバイバルが展開される。

前作『BOYS PLANET』では、ZEROBASEONE(ZB1)が最終的にデビューし、現在も人気グループとして活躍中。続編となる本作には、さらなる進化が期待されている。

言語別

『BOYS II PLANET』
(写真提供=OSEN)『BOYS II PLANET』マスター陣と制作陣

演出を担当するチョン・ウヨンPDは、「今回の参加者には多様な個性と進化したスキルを持つ“アルファ少年”たちが集まった。“アルファ”とは、私たちが定義した“進化した存在”であり、無限の可能性を秘めた次世代のK-POP像を体現する存在です」と説明した。

Kプラネットのトレーナーとして参加する歌手イ・ソクフンも、「毎回、若い参加者たちのレベルの高さに驚かされます。K-POPは本当に進化していると実感しますし、今の音楽市場では“主体性”が生き残りのカギ。その視点を持たせることが、我々大人の役割でもあると感じています」と語った。

今回の最大の特徴は、プラネットK(韓国語)編とプラネットC(中国語)編を2日間に分けて放送するという“デュアル構成”。言語や文化背景の異なる2つのグループが、それぞれのスタイルで自己表現し、魅力を最大限に発揮できるよう環境が整えられている。オーディション番組が乱立するなか、他にはない独自性が際立つ試みだ。

総括プロデューサーのキム・シニョンCPは、「前作では中華圏の参加者も多かったが、韓国語中心の番組だったために彼らのポテンシャルが十分に伝わらなかった部分もあった。今回はそれを踏まえ、中華圏の魅力により光を当てる構成にしました」と狙いを明かした。

ただし、プラネットCには中国人だけが出演するわけではない。「当初は2つの番組から2つのデビュー組を生み出す構想もありましたが、それぞれの個性と才能を融合させたときの“化学反応”を見たくなった。最終的には1つのグループとして再編成する方針に切り替えました」と話す。

豪華マスター陣が集結 アイドルの参加も注目

マスター(トレーナー)陣には、K編にイ・ソクフン、キンキー、カーニー、C編にキム・ジェジュン、Kep1erのシャオティン、ジェイリックが参加。さらに、イム・ハンビョル、ヒョリン、ペク・グヨン、ジャスディスは共通トレーナーとして両編に出演し、ZEROBASEONEのソン・ハンビンとジャン・ハオがスペシャルトレーナーとして加わる。

キム・ジェジュン
(写真提供=OSEN)キム・ジェジュン

キム・ジェジュンは「C編には、独学で力をつけた参加者が多い印象を受けました。自分の魅力や可能性にまだ気づいていない子も多く、そこを引き出す役割を意識しました。カメラを止めて、質疑応答の時間を設けたこともあります」と舞台裏を語った。

キングキーは「参加者たちの強い夢を間近で感じることができ、私自身にとっても貴重な経験でした。それぞれが持つ個性をより輝かせ、自信を持ってステージに立てるよう導いていきたい」と話し、初の審査員参加となるヒョリンも「私自身がオーディション出身なので、見ていて胸が痛む場面も多い。でも、ここに立つ勇気を出した皆を心から尊敬しています」と声を詰まらせた。

また、今回の参加者にはすでにデビュー経験のある“元アイドル”も複数含まれている。チョンPDは「番組内で明らかになりますが、彼らも重要な構成要素として加わっています。過去の経験があるからこそ出せる魅力を、しっかり伝えたいと思っています」と意気込みを見せた。

公平性や特定事務所の“推し疑惑”についても、キムCPは「視聴者の目が厳しい今、恣意的な編集や演出は通用しません。無理にキャラを立てても得るものは少ないし、ブランドの信頼を損なうだけ。だからこそ、公正な評価を徹底します」と断言した。

シャオティン
(写真提供=OSEN)シャオティン

出演分量に関しても、「参加者には常に伝えています。圧倒的な実力や魅力があれば自然と放送に映る。努力をしなければ目立つことは難しい。それでも放送の枠には限りがあるため、多様なコンテンツを用意して全員の魅力をしっかり届けるつもりです」と説明した。

過酷な競争を勝ち抜いた少年たちは、最終的にK・Cそれぞれの“惑星”の壁を越え、ひとつのグループとして再誕生する予定。なお、デビュー組の人数やグループ名、契約期間などの詳細は現時点で未定だ。

果たして『BOYS II PLANET』は、オーディション番組の歴史にどのような1ページを刻むのか。その行方に、今から熱い注目が集まっている。

(記事提供=OSEN)

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