歌手IUと俳優ビョン・ウソクが恋愛ドラマで共演する。
カカオエンターテインメントは、IUとビョン・ウソクがMBCの新ドラマ『21世紀の大君夫人』(仮題)に出演することが確定したと伝えた。
『21世紀の大君夫人』は、立憲君主制を採る21世紀の韓国という設定の作品である。すべてを手に入れた財閥であるが、それでもただの“庶民”であるためにいらいらしている女性と、王の息子だが、何も手に入れるができずに悲しむ男性の“身分破壊ロマンス”を描いた。MBCドラマの脚本公募の最優秀作品で、制作はMBCとカカオエンターテインメントが行う。
IUは裕福な家庭に生まれ、美貌と知性、負けず嫌いな性格までを合わせ持つ、韓国最大の財閥一家の次女ソン・ヒジュ役を演じる。大したことではないと思っていた“庶民”の身分が障壁となり、イアン大君と関わることになる。
ドラマ『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』映画『ベイビー・ブローカー』などを通じて、繊細な感情、人々を惹きつける目つきなどでジャンルを超えて安定した演技力を見せてきたIUが、今作のソン・ヒジュをどのように魅力的に表現するか、華麗な変身に期待が高まっている。
ビョン・ウソクは立憲君主制の韓国におけるイアン大君役を演じる。王の次男として生まれ、王族という身分以外には何も持つことができない運命にあり、常に自身を隠しながら生きてきた彼がソン・ヒジュと出会うことで変わり始める。
ドラマ『ソンジェ背負って走れ』での初々しい恋で世界中のファンを虜にしたビョン・ウソクが、今回は現代の王族に変身し、どのような魅力を披露するか関心が集まっている。
なお、ドラマ『21世紀の大君夫人』は2025年下半期に放送される予定だ。
◇IU プロフィール
1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年9月にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2022年12月、俳優イ・ジョンソクと交際中であることを認めた。同年3月30日、映画『ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~』の制作報告会で女優活動時の名前を本名から「IU」に統一すると発表した。
◇ビョン・ウソク プロフィール
1991年10月31日生まれ。身長189cmと韓国俳優の中でも高い身長を活かし、2014年にモデルとしてデビュー。2016年のドラマ『ディア・マイ・フレンズ』で俳優デビューを果たすと、『みんなの恋愛』『コッパダン~恋する仲人~』『青春の記録』『花が咲けば、月を想い』『力の強い女 カン・ナムスン』などに出演し、『ソンジェ背負って走れ』でブレイクした。5歳上の姉も元モデルとして活躍。ボーイズグループRIIZEのファンで推しはアントンと公言しており、2SHOTを自身のインスタグラムで公開して話題になったことも。
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