俳優ヒョンビンが主人公・安重根(アン・ジュングン)役を演じる新作映画『ハルビン』のメイン予告編、メインポスター2種が公開された。
『ハルビン』は1909年を舞台に、一つの目的のためにハルビンへと向かう人々と、これを追う人々の息詰まる追跡を描いた作品だ。
同作では『愛の不時着』などで知られるヒョンビンが、日本の初代内閣総理大臣・伊藤博文を殺害したことで、日本では「テロリスト」、韓国では「英雄」として知られる主人公・安重根役を演じる。
今回公開されたメイン予告編では、圧倒的スケールのグローバルロケーションはもちろん、俳優たちの臨場感あふれる演技を見ることができる。
約1分40秒の予告編では、安重根(演者ヒョンビン)をはじめウ・ドクスン(演者パク・ジョンミン)、キム・サンヒョン(演者チョ・ウジン)、コン夫人(演者チョン・ヨビン)、チェ・ジェヒョン(演者ユ・ジェミョン)、イ・チャンソプ(演者イ・ドンウク)のほか安重根を執拗に追う日本軍陸軍少佐の森達雄(もり・たつお/演者パク・フン)らも登場。彼らの旅程が険しい道であることを暗示し、緊張感を高めた。
特に、伊藤博文(演者リリー・フランキー)の朝鮮に対する言及に怒りを表して始まるメイン予告編は、過去に公開された映像よりも安重根将軍の選択、それに対する独立軍の本心と疑心が強く表現されており、映画がどのような展開を繰り広げるのか疑問を増幅させる。
併せて公開された2種類のメインポスターでは、独立軍の面々がそれぞれどこかを見つめているような瞬間が写し出されており、格別な悲壮感を漂わせる彼らの姿から、一触即発の状況を推測することができる。
すぐにでも何かが起こるような緊張感を与えるビジュアルは、予測不可能なストーリーが繰り広げられることを予告し、期待感を刺激する。また別のポスターでも、旗揚げを控えた独立軍の悲壮な姿とともに緊迫した瞬間に置かれた姿を写し出した。
「“老いたオオカミ”を処断する」という決然の意志を込め、同盟としてともにた独立軍が一堂に会している姿は、ハルビンに向かう“ただ一つ”の目標で集まった彼らの闘志をそのまま伝えている。
なお、「2024年下半期最高の期待作」と注目を集める『ハルビン』は、韓国で来る12月25日より公開予定。同作はIMAXでも公開されることが確定している。
前へ
次へ