K-POPアイドルいじめ問題、12年黙って我慢していたのに…被害側が反論「暴行、暴言はあった」

2024年11月10日 話題

ガールズグループT-ARAの元メンバーだったファヨンが、自身のSNSに掲載した長文が話題だ。

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かつて所属したT-ARAのいじめ問題が最近、キム・グァンス代表のテレビ出演で再演したことを受けての長文である。

ファヨンの投稿全文は以下の通り。

こんにちは。元T-ARAメンバーのファヨンです。

まず、不快な話でご心配をおかけし申し訳ありません。昨日、あるバラエティ番組で、元所属事務所のキム・グァンス代表がT-ARAのいじめ事件について発言するのを見て、何度も悩んだ末に、このように投稿を書くことにしました。  

2012年に「T-ARAいじめ事件」の当事者として、さまざまな社会的な騒動を巻き起こし、自分の原点であったグループであるT-ARAの解散を見届ける中で、正誤を問わず多くの自責の念を抱きました。T-ARAを愛してくださったすべてのファンの皆様、そしていじめや不和という言葉で別れることになったメンバーにも、常に申し訳ない気持ちを抱きながら生きてきました。

12年間、私は「T-ARAいじめ事件」の当事者として烙印を背負い、いくつもの噂に対応せずに生きてきました。騒がしい別れ方ではありましたが、T-ARAがあったからこそ今のファヨンがあるため、多くのトラウマや不満があっても沈黙を守ってきました。

しかし、キム・グァンス代表がバラエティ番組に出演し、12年前の事件について偏った発言をした意図が分からず、誤った部分は正さなければならないと感じ、真実をお話しすることにしました。

ファヨン
(記事提供=OSEN)元T-ARAのファヨン

1つ目:いじめを受けていたのは事実です。T-ARA時代、私がいじめを受けていなかった、いわゆる「被害者のふりをしていた」というのは嘘です。T-ARAの新メンバーとして既存メンバーに迷惑をかけないようにという強迫観念があり、融合を図る努力をしました。しかし、既存メンバーは私に対して暴行や多くの暴言を繰り返しました。それでも耐えたのは、もっと頑張れば状況が良くなると思っていたからです。

2つ目:足首の負傷後、メンバーに何度も謝罪しました。足首を捻挫して日本のステージに立てなくなった際も、せめて1曲だけでもこなせるようにと懇願しました。それは私のせいで苦労したメンバーに申し訳ない気持ちがあったからです。

3つ目:ホテルでネイルのケアを受けたのは事実です。しかし、T-ARAは普段から日本での活動の際、ホテルにネイルケアの出張サービスを呼んでいました。私がネイルのケアを受けたのも同じ理由であり、ステージ前に折れた爪を修正してもらっただけです。それをあたかも個人的な満足のためにネイルケアを受けたかのように話すのは、私への無意味な侮辱だと感じます。

T-ARAとの契約が解消された当時、私はいじめの事実を証明する多くの資料を持っていたため、記者会見を開いて立場を表明しようとしましたが、キム・グァンス代表は記者会見をせずに口を閉ざすことを条件に、当時同じ事務所にいた私の姉も契約解消してくれると提案しました。20歳だった私はそれが最善だと思い、結局謝罪もされないまま脱退し、それから12年間沈黙してきました。

その後、T-ARAのメンバーたちはさまざまなバラエティ番組で「いじめなどなかった」と事実とは異なる立場を表明し、彼女たちの間で事件を一方的に終わらせました。その放送を見ていた私と両親は、何もできない無力さに涙を流しました。

キム・グァンス代表に真心から問いたいです。なぜ12年も経った話を放送で、しかも実名で取り上げ、完全に歪められた発言をしたのですか?

私は現在、所属事務所もなく一人です。40年以上も芸能界で影響力を持ち続ける代表と争えないことも承知しています。それでもこうして発言できるのは、当時の事実を明らかにする自信があるからです。

(記事提供=OSEN)

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