ポン・ジュノ監督新作『ミッキー17』の米公開が2025年4月に再度延期…復活祭の観客動員狙う

2024年11月07日 映画

映画『パラサイト 半地下の家族』などを手掛けたポン・ジュノ監督の新作映画『ミッキー17』の公開が再び延期された。

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11月6日(現地時間)、アメリカの芸能メディア『バラエティ』は、ワーナー・ブラザースがポン・ジュノ監督の新作映画『ミッキー17』のアメリカでの公開日が、来る2025年1月31日から2025年4月18日に延期されたと報じた。

公開日が変更されたことにより、『ミッキー17』はIMAXでも上映される予定だ。これについて、ワーナー・ブラザース側は声明を通じて「映画がIMAXでも公開されることになり、非常に嬉しい」と伝えた。

ポン・ジュノ
(写真提供=OSEN)ポン・ジュノ

『ミッキー17』の公開が延期されたのは今回が初めてではない。2022年夏に制作を開始した本作のアメリカでの公開日は当初2024年3月29日に予定されていた。

しかし、今年初めにワーナー・ブラザースは本作の代わりに4月12日に公開される予定だった『ゴジラxコング 新たなる帝国』を3月29日に移動させたのだ。

そのため、『ミッキー17』は韓国で2025年1月28日、アメリカなどで1月31日の公開で確定されていたが、アメリカで再び公開日延期となった。なお、現時点で日本での公開は2025年2月7日に予定されている。

『ミッキー17』
(写真=ワーナー・ブラザース・コリア)

相次ぐ延期で作品の出来が憂慮されているが、ワーナー・ブラザースは自信を持っているようだ。

11月7日、ワーナー・ブラザース・コリアは、「復活祭でアメリカでの公開が延期されたのは事実だ」とし、「ワーナー・ブラザースは『ミッキー17』に自信を持っている。そのため、来年上半期から復活祭に公開時期を移すことになった」と説明した。

なお、作家エドワード・アシュトンの小説『ミッキー7』を原作に制作された『ミッキー17』はSF映画である。クローン人間として絶えず蘇る1人の男を通じて、アイデンティティについての哲学的な問いと階級間の矛盾を掘り下げる。

俳優ロバート・パティンソンが主人公を務め、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン、トニー・コレット、マーク・ラファロなどが出演する。

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