韓国の人気ロックバンドFTISLANDが暫定的に2人体制となる。
10月29日、所属事務所FNCエンターテインメントは公式SNSを通じて、「当社はFTISLANDの今後の活動について深く議論した結果、暫定的に2人体制(イ・ホンギ、イ・ジェジン)で活動を継続することに決めた」と発表。
続いて、「11月2日からのドラムポジションはセッションに代替され、イ・ホンギ(ボーカル)、イ・ジェジン(ベース)は熱心に準備しただけに、公演は支障なく行う予定」と説明している。
今回、暫定的にバンドの活動から除名されたのはドラムのチェ・ミンファンだ。彼は最近、LABOUM出身の元妻ユルヒから、セクハラ/性売買をしたと暴露され、波紋を呼んだ。
ユルヒは自身のYouTubeチャンネルで公開した映像で、「(元夫のチェ・ミンファンが)家族の前で私の体を触ったり、酒に酔ってお金を(胸元に)差し込んだこともある」と告白。それだけでなく、チェ・ミンファンが風俗店関係者と見られる男性と「お嬢さんはいないか」などと通話している音源まで公開し、性売買疑惑に信憑性を与えた。
このユルヒの“告発動画”が公開されると、FNCエンターテインメントは「夫婦問題に関してはプライベートのため当社が詳細に把握することは難しいが、チェ・ミンファンは多くの大衆と視聴者の方々に失望を抱かせた点に対して責任感を感じ、子供たちと共に出演しているバンドをはじめとする、すべてのメディア活動を中断しようと思う」と発表していた。
なおFTISLANDは当初、2007年に4人組バンドとしてデビュー。日本でもメジャーデビューし、武道館ライブも行っている。だが、2009年にオ・ウォンビン、2019年にチェ・ジョンフンが脱退。ほかにも2009年に加入したソン・スンヒョンも2019年に脱退している。
特に、チェ・ジョンフンは芸能界のみならず財政界をも巻き込んだ性スキャンダル「バーニングサン事件」に関与していたとしてバンド、そして芸能界から去ることとなった。
(記事提供=OSEN)
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