K-POPガールズグループFIFTY FIFTYが、“地上波1社”を除いて各局のバラエティ番組に出演するようだ。
【写真】顔変わった?FIFTY FIFTY脱退メンバーの近況
10月2日までに本サイト提携メディア『OSEN』が取材したところによると、FIFTY FIFTYは最近、MBCのバラエティ番組『週刊K-POPアイドル』の撮影を終えたという。
『週刊K-POPアイドル』は2011年7月から放送されているMBCの看板バラエティ番組だ。
韓国すべてのアイドルの“バラエティの登竜門”であり、全世界のK-POPファンが新たな“推し”を見つける入門書ともされ、K-POPアイドルがカムバック前に必ず経なければならない番組として高い人気を誇る。現在はラッパーのBOOMとGolden Childのイ・ジャンジュンがMCを務めている。
FIFTY FIFTYが『週刊K-POPアイドル』に出演するのは今回が初めて。現在の5人組に再編されて初めて出演するバラエティ番組でもある。
去る9月30日に出演したKBSクールFMのラジオ番組『パク・ミョンスのラジオショー』(原題)に続き、『週間K-POPアイドル』への登場も控えるなど、活発な活動に期待が集まる。
FIFTY FIFTYは去る9月20日に2ndミニアルバム『Love Tune』をリリースした。タイトル曲『SOS』をはじめ、『Starry Night』『Push Your Love』『Gravity』など計5曲で構成されており、リリース後にはタイトル曲と収録曲がすべて人気急上昇音楽ランキング10位に入るなど、グローバルな人気を証明した。
音楽番組でも『SOS』のステージなどを披露した。
Mnetの『M COUNTDOWN』を皮切りに KBSの『ミュージックバンク』、MBCの『ショー!K-POPの中心』にも出演し、FIFTY FIFTYの再出発を知らせた。
ただ、『人気歌謡』などで知られる地上波SBSの番組に出演しておらず、注目を集めている。
これは、SBSの時事番組『それが知りたい』(原題)が昨年8月19日に放送した「ビルボードとガールズグループ:誰が翼を折ったのか」に対するFIFTY FIFTYの所属事務所ATTRAKT側のボイコットとみられている。
SBSは『それが知りたい』の「ビルボードとガールズグループ:誰が翼を折ったのか」編が“偏向報道”だとして物議を醸した後、同回の再放送を中断し、放送通信審議委員会から警告処分を受けた。
ただ、SBSの制作陣はその後も、ATTRAKTのチョン・ホンジュン代表に公式な謝罪をしなかったという。チョン代表は制作陣を虚偽事実流布による名誉毀損の疑いで告訴。とあるメディアとのインタビューでは、SBSの謝罪を受けられなかったことに抗議する意味で、SBSの番組に出演しない意思を宣言した。
このような経緯で、SBS以外のすべての放送局の番組に出演し、活発に活動を続けているFIFTY FIFTY。新体制で出演する初のバラエティ番組『週刊K-POPアイドル』は、韓国で10月中に放送予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇FIFTY FIFTYとは?
キナをはじめとするメンバーで構成され、2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビューしたガールズグループ。当初は4人組で活動し、2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースすると、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に25週連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新して“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。しかし同年6月、メンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出して所属事務所と紛争し、最終的に3人が脱退してキナだけが残る結果に。キナに新しいメンバー4人(ムン・シャネル、イェウォン、ハナ、アテナ)を加えて5人組に生まれ変わり、2024年9月20日に新アルバムをリリースした。
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