98歳で人生を終えるまで、63年間500作品に出演…「韓国映画界の塩」と称された女優が逝去

2024年10月02日 話題

女優のチョン・スクさん(本名チョン・ガプレさん)がこの世を去った。享年98歳。

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10月1日、俳優のハン・ジイルはSNSを通じて、チョン・スクさんが9月末にこの世を去り、同日に三日葬を終えたと明らかにした。

チョン・スクさんは1926年生まれで、1955年に映画『不死鳥の丘』でデビュー。以降、『罪のない青春』『貞敬夫人』『最後の皇后 尹妃』『赤いマスクの女』『淑女初年生』『あなたに私を送る』など、約500の映画、ドラマに出演した。

2010年代も『食客2 優しいキムチの作り方』『行こう、バラ旅館へ』などに出演し、高齢になっても演技への情熱が絶えなかった。最後の出演は、2018年公開の映画『それだけが、僕の世界』の端役だった。

チョン・スクさん
(写真=オンラインコミュニティ)チョン・スクさん

偉大な先人の訃報に、ハン・ジイルは「思いやりが深かった先輩の生前の姿が頭に浮かぶ。ともに活動された綺羅星のような大先輩、まず、天国に行かれた先輩たちと喜んでご厚遇されますように」と追慕している。

また、映画監督のシン・サンオク、女優のチェ・ウンヒ夫妻の息子である映画監督のシン・ジョンギュンも故人を追悼。彼はSNSを通じて「私は1982年に映画界に入り、助手時代にチョン・スク氏が脇役または端役として出演する作品を多数手がけた。地方撮影の時は1万ウォン札一枚をこっそりポケットに入れてくれた女史。この方を映画界の星と称する人はいないだろう。しかし、私はこの方を映画界の塩だと思う。すべての情熱と一生を捧げてきたチョン・スク夫人に拍手を送る」と述べた。

(記事提供=OSEN)

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