韓国に留学するも監禁されて妊娠してしまった外国籍女性が、韓国に留まらざるを得ない事情を打ち明ける。
9月18日夜に韓国で放送されるバラエティ番組『大人たちは知らない高校生ママパパ5』(原題)第14回には、“外国籍シングルマザー”のアノンさんが出演。韓国で母親になった衝撃的な話を聞かせたあと、現在2歳の娘を一人で育てる日常を公開する。また、韓国に滞在しながら経験した様々な悩み、現在の切迫した悩みを吐露し、助けを求める。
まず、アノンさんは再現ドラマを通じて韓国で妊娠・出産をすることになった理由を明らかにする。「韓国に留学し、変な組織に騙されて監禁されて暴行を受けた。そうするうちに妊娠してしまい、数回脱出を試みたあと、臨月の体でやっと脱出した。その後、知人の紹介でシングルマザー施設に入所したが、その翌日に子供を産んだ」と告白する。
しかし、「当時は新型コロナ禍の時期だったため、(未婚の母のための施設が)産婦と子供の外出が制限されていた。閉鎖的な状況に恐怖を感じ、結局退所をした」と打ち明ける。これを聞いたMCのイン・ギョジンは、「悪い人たちがまた訪ねてくるのではないかと恐怖心を感じたみたいだ」として、「一人の人間の人生を完全に台無しにした」と怒りを吐露する。
退所後、幼い娘と2人きりで暮らすことになったアノンさんだが、「娘の実父が韓国人で、韓国で生まれたが、娘の国籍は韓国ではないので韓国にずっと留まることはできない」という悩みが浮上。それとともに、「(未婚の母の状況で)故郷に帰ると宗教的な問題により、私と娘が危険になりかねない」という崖っぷちな状況であることも明かし、再び皆を驚かせる。
続いて母娘の日常が公開。アノンさんは風邪気味の娘を病院に連れて行くが、外国人の身分のため保険が適用されず、高い病院費に途方に暮れてしまう。この問題についてアノンさんは、「病院費が韓国国民に比べて3倍ほど高いので、私は病気でも病院に行かないが、子供が病気になったら病院に行かなければならないから」と暗い顔を見せた。
このように、四面楚歌の状況に置かれているアノンさんは「娘と一緒に韓国で元気に暮らしたい」という願いを叶えることができるのか。アノンさんのためのソリューションは18日22時20分からの本放送で明かされる。
(記事提供=OSEN)
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