『天国の階段』俳優のシン・ヒョンジュンをパワハラ疑惑で脅迫した容疑をかけられた元マネージャーが、控訴審で実刑を言い渡された。
【注目】シン・ヒョンジュン、“パワハラ疑惑”を晴らすまでの悪夢
8月28日、大田(テジョン)地方裁判所・第1刑事部は脅迫疑惑を受けているシン・ヒョンジュンの元マネージャー、40代のA氏に対して懲役6カ月の実刑を宣告した。
先立って昨年4月、A氏は1審で罰金500万ウォン(約50万円)を言い渡されていた。その後、検察が控訴して裁判所が受け入れた。
A氏は2021年2月22日、自身の携帯電話で「これまで経験したことが思い出される」などとしながらSNSメッセージを送り、シン・ヒョンジュンを脅迫した容疑をかけられている。
彼は翌日、シン・ヒョンジュンに同じ内容のメールを送った後、「兄さん、返事がありませんね。コミュニティに私の事情を載せる」と送り、シン・ヒョンジュンの芸能界活動に打撃を与えかねない内容を公開すると脅迫した。
A氏は2020年にマネージャーとして仕事をしていた当時、所属事務所から受け取れなかった給与をシン・ヒョンジュンに要求したが、それを受け取ることができない恨みを抱き、シン・ヒョンジュンからパワハラされた事実があるかのように主張した。
1審では、「被害者(シン・ヒョンジュン)は、また別のロードマネージャーの暴露でいわゆる『パワハラ芸能人』としてメディアに報道され、出演していた番組から降板することになった」とし、「被告人(A氏)の脅迫により被害者が激しい恐怖を感じたと見られる」と量刑理由を明らかにした。
一方で、シン・ヒョンジュンのロードマネージャーであり、所属事務所代表だったB氏も2020年7月、シン・ヒョンジュンがパワハラをしてプロポフォールを投薬したと主張し、名誉毀損の疑いで起訴された経緯がある。
裁判が行われ、1審でB氏は懲役1年、執行猶予2年を宣告された。2審では懲役8カ月、執行猶予2年が言い渡された。B氏は量刑不当の理由で最高裁に上告したが、最終棄却され、2023年2月23日に懲役8カ月、執行猶予2年が確定している。
B氏との裁判が終わった後、シン・ヒョンジュン側は「最近、シン・ヒョンジュンを名誉毀損した(元ロードマネージャーの)B氏が西部地方裁判所・刑事控訴審で有罪判決を受けた」とし、「最終的に真実が明らかになったが、その過程でシン・ヒョンジュンと家族、一緒に働いた同僚たちが受けた被害と精神的苦痛は言葉では言い表せない」と立場を明らかにした。
それと共に「シン・ヒョンジュンは苦痛を乗り越えて、さらに強くなった。これまで信じてくれた多くの方々に感謝する。裁判所の厳重な判決を契機に、偽りの暴露による無念な被害者が生じることがないことを切実に願う」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
◇シン・ヒョンジュン プロフィール
1968年10月28日生まれ、ソウル出身。1990年の映画『将軍の息子』でデビュー。1996年の映画『銀杏のベッド』で一気に知名度を上げた。日本でも人気を博したドラマ『天国の階段』(2003)では、チェ・ジウ演じるジョンソの義理の兄を演じて大きな注目を集めた。また主演映画『家門の栄光』(2005)が大ヒットし、シリーズ化している。プライベートでは2013年に12際年下の一般女性と結婚。3児の父親でもある。
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