スタッフへの“パワハラ疑惑”を謝罪したガールズグループRed Velvetのスルギが、騒動について初めて心境を明かした。
スルギは7月15日、ファンコミュニケーションプラットフォーム「bubble」を通じて「遅くなってごめん!みんな寝てるよね?いつ連絡をしたらいいか悩んで、今送ったよ。まず、すごく心配したよね?応援のコメントを一つひとつ読みながら、とても力になって感謝しているので、私は大丈夫だと早く言ってあげたかった」とメッセージを送った。
続いて「私は大丈夫です。だから私たちのReVeluv(レベロブ、Red Velvetファン)も、ひと安心して!わかった?心配をかけることはもうないだろう」とし、「今回のことは私も感じたことが多くて」と伝えた。
そして「残りのスケジュールもちゃんと消化して韓国に帰るから、ファンの皆さんも良い一日を送ることを願う。もう一度、大きな力になってくれてありがとう」と付け加えた。
先立ってスルギは、スタッフへのパワハラ疑惑に包まれた。
スルギは7月12日、台湾・高雄に向かうために仁川(インチョン)国際空港に姿を見せた。その際、協賛ブランドのハイヒールを履いていた。
しかし台湾・高雄に到着したスルギは、ハイヒールではなくスニーカーを履いていた。そのスニーカーは女性マネージャーのものと見られ、靴を交換した彼女はスルギのハイヒールを履きながら、たくさんの荷物を運ぶ姿がとらえられた。
そんな姿がオンライン上で拡散されると、両手いっぱいに荷物を持ちながら不慣れなヒールを履いたまま歩くマネージャーを見て、スルギが無理やり靴を交換させるパワハラをしたのではないかとの議論が巻き起こった。
議論が大きくなると、スルギは翌7月13日に謝罪文を発表した。
彼女は「昨日、空港での仕事でマネージャーの方や、多くの方々に失望を与えて申し訳ない」と謝り、「歩いていると足が圧迫されて、だんだん傷ができ始め、高雄空港到着後に歩きにくい私を見てマネージャーさんが公演に無理が出るのではと判断し、空港を出るまで靴を代えるのはどうかと提案してくれた」と説明した。
そして「足が痛む状況で他の方法を考えられず、その瞬間に正しくない判断をしてしまったようで、失望された方々に申し訳なく、今回のことで心を痛めたマネージャーにも申し訳ない気持ち」と伝えた。
いずれにしても「感じることが多かった」と謝罪後の心境を明かしたスルギ。彼女の今後に注目したい。
◇スルギ プロフィール
1994年2月10日生まれ。7年間という長い練習生期間を経て、2014年8月にRed Velvetのメンバーとしてデビュー。グループ内ではリードボーカル、メインダンサーを務めている。クールに見えるが非常に柔和な性格の持ち主。温厚で良く寝ることから「クマ」という愛称を持っている。
■【写真】「服着てください」Red Velvet・スルギ、“バカンスSHOT”
前へ
次へ