通行人を暴行したラッパーのSan E(本名チョン・サン)が謝罪した。
San Eは8月19日、法律代理人の法務法人クァンヤを通じて「最近の暴行事件の被害者の方に頭を下げて謝罪申し上げる」と伝えた。
先立ってソウル麻浦(マポ)警察署は、San Eを特殊暴行疑惑で17日に立件したと明らかにしていた。彼は7月28日20時30分頃、麻浦区のある公園入口で通行人A氏に「自転車をまっすぐに引っ張って行け」と話し、携帯電話を利用して暴行した容疑を受けている。
これにより、A氏は目付近を負傷、歯の一部が損傷したという。また、San Eの父親もA氏と彼の知人に暴行を加えた疑いを受けている。
当時、通報を受けて駆け付けた警察は、基礎調査を行い、San Eと被害者らを帰宅させた。警察はその後、San Eを呼んで再び調査を行い、暴行容疑があると見て17日に立件。現在は正式な捜査を進めている。
ただ、A氏も同様に暴行の容疑で立件されている。警察は必要に応じて追加の調査を進める方針だ。
このような内容は、7月31日にマスコミを通じて初めて伝えられた。初報はSan Eの名前こそ出なかったものの、2008年に有名事務所入り、2010年デビュー、Mnet『SHOW ME THE MONEY』にプロデューサーとして出演した人物と伝えられたことで、ネット上ではSan Eではないかと囁かれていた。
ファンたちはSan EのSNSに釈明を要求するコメントを残したが、San Eと事務所は特にコメントせず沈黙を守っていた。
そんななか、San Eが特殊暴行容疑で立件された事実が知らされると、彼は法務法人を通じて騒動が始まってから約3週間後に初めてコメント。「やむを得ず、先に立場文で被害者の方に謝罪の意を伝えることになったが、被害者の方に直接お会いして許しを請いたい」とし、「私に失望された多くの方々に申し訳ない。私の過ちを叱ってください」と頭を下げた。
併せて、クァンヤのヤン・テジョン弁護士は「捜査に積極的に協力することはもちろん、最大限、早期に被害者の方に謝罪し、被害回復のために最善を尽くす」という意を伝えている。
(記事提供=OSEN)
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