女優のハム・ソウォンが離婚発表後も、“元夫”のジンファと一緒に過ごす家族の日常を着実にアップし、和やかさをアピールしている。
ハム・ソウォンは最近、自身のSNSに「私たちはこのように生きています～。週末にも熱心に働く」というコメントと数枚の写真を公開した。
公開された写真には、一緒に中国チャンネルでライブ配信を進めているハム・ソウォンとジンファの姿が収められていた。またハム・ソウォンは、ジンファと一緒にいる娘ヘジョンの写真を撮ってアップしたりもした。
その他にも「ママとパパが仕事中に来て、いたずらするヘジョン」と娘の映像を共有し、注目を集めた。離婚後も娘のために親としての役割に最善を尽くしていることをアピールするためと見られる。
ハム・ソウォンは2017年に18歳年下の中国人夫ジンファと結婚し、2018年に娘ヘジョンを出産した。だが、以降、2人には何度も不仲説や離婚説などが浮上した。
一部からは関心を集めるために、意図的に不仲説を巻き起こしているのではないかという疑惑まで提起された。
実際にハム・ソウォンは、すでにTV朝鮮のバラエティ番組『妻の味』出演当時、数回にわたって“やらせ疑惑”に包まれて「言い訳はしない。反省する時間を持つ」と番組から降板し、自粛の時間を過ごしたことがある。
そんななかで今年8月6日には、ジンファがSNSアカウントに血を流した自撮りを公開し、「ハム・ソウォンが殴った」「8年間、本当にとても大変な時間を過ごした」という意味深長な文章を投稿して話題を集めた。しかし、しばらくしてジンファは「私が誤解を与える文章を書いた。ハム・ソウォンは悪い人ではないから誤解するな。私が間違って送った」と立場を覆し、ハム・ソウォンも家族写真を公開して議論の沈静化を図った。
その後の8月16日、ハム・ソウォンはライブ配信を通じて「私たちは実は2022年12月頃に離婚した」と、再び「離婚」のカードを取り出した。違いがあるとすれば「離婚する」ではなく、すでに2年前に「離婚した」という点だ。
ただ、これも信頼度は低い。彼女の言葉が事実であれば、ハム・ソウォンとジンファはすでに離婚した状況であるにもかかわらず、引き続き仲睦まじい家族のふりをしながら偽りの映像を撮って上げていたことになる。その間にも離婚説が浮上したことがあり、直接解明したりもしたが、実際に離婚をしていたのであれば、なぜあえて嘘をついたのかに対する疑問が生じざるを得ない。
それだけでなく、ハム・ソウォンはライブ配信で離婚を発表しながらも「まだ夫と完全に別れたとは言えないようだ」「ジンファさんと書類上、離婚したが、過ごした時間が長い。未来のことがどうなるか、私も今はここではっきり言えない。再び書類上、どうなるかわからない」などと述べ、復縁の余地を残した。
「離婚の駆け引き」で関心を引くことができないので、「復縁の駆け引き」を利用しようとしていると見られても仕方がない。一部からは、笑い話として「離婚番組に出るために離婚したのではないか」という声も上がったりした。
ハム・ソウォンが2年前に離婚したと明かした翌日、ジンファのSNSアカウントには「新しい日」という文章と自撮り写真が投稿された。前日に離婚を発表した状況を見ると、意味深長に感じられる文句だ。一方でハム・ソウォンは、着実に家族と一緒にいる姿を撮って上げている。
ハム・ソウォンは離婚を発表しながらも、着実に娘を前面に押し出した。離婚を選んだのも「99％はヘジョンのための決定」であり、離婚後も同居中であるのも「ヘジョンが（ママとパパの）両方を望んでいるため」「娘のために責任、本分を尽くすためのもの」と説明した。
復縁さえも「ヘジョンが望むなら」可能だという立場だ。ここに離婚発表後も娘と夫が一緒にいる姿を繰り返し露出させようとする姿で、ひんしゅくを買った。皮肉なことに、その間、ジンファのアカウントには自撮り写真だけで、家族の姿は跡形も残っていない。
まったく真正性が感じられないハム・ソウォンの行動に、世論は冷淡だ。一部のオンラインユーザーは「離婚したのに、ビジネス関係で暮らしているという話をなぜ嘘で覆い隠すのか」と一喝した。それでもハム・ソウォンは、せっせとSNSを更新している。
（記事提供＝OSEN）
◇ハム・ソウォン プロフィール
1976年6月5日生まれ。1995年の映画『ヘア・ドレッサー』に出演してデビュー。その後も映画やドラマに出演し、歌手として曲も発表した。2018年に18歳下の中国人ジンファと結婚。バラエティ番組『妻の味』（原題）で日常を公開し、セレブ夫婦として愛された。しかし番組で紹介された義実家の別荘が宿泊施設だという疑惑、広州の新居が短期のレンタルハウスだと伝えられ、やらせ疑惑が浮上。疑惑を認めて番組から降板すると、以降は“お騒がせタレント”としてのイメージが強い。
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