通行人に暴行を加えたと報じられた韓国有名ラッパーが判明した。
ソウル麻浦(マポ)警察署は17日、ラッパーのSan E(本名チョン・サン)を特殊暴行容疑で立件した。
先立って7月、警察は有名ラッパーが通行人A氏に暴行を加えたという通報を受け、内偵に着手したと報じられた。ラッパーは7月28日夜、ソウル・麻浦区で通行人に「自転車をまっすぐに引っ張って行け」と話し、携帯電話などで暴行したと伝えられた。
この暴行によりA氏は、目付近を負傷し、歯の一部が損傷したという。通報を受けて出動した警察は、現場で両者の簡単な調査をしたあと、帰宅させた。
当初の報道では加害ラッパーの実名は取り上げられなかった。ただ、「2008年に有名事務所加入」「2010年デビュー」「Mnet『SHOW ME THE MONEY』にプロデューサーとして出演」した人物という情報が出ていたことから、ネット上では加害者がSan Eであることはすでに知られていた。
報道後、ファンたちは彼のSNSアカウントに釈明を要求するコメントを残したが、特に反応せず一貫して沈黙。SNSも7月24日の投稿を最後にストップしていた。
こうしたなか、警察はSan Eの取り調べを行ったあと、容疑があると見て17日に立件。現在は正式な捜査を進っている。ただ、双方の暴行でA氏も立件されている。2人の供述が食い違っていることから、警察は追加調査を行う予定だ。
今回の事件について、本サイト提携メディア『OSEN』は、San Eの所属事務所に連絡を試みたが、反応はなかった。
(記事提供=OSEN)
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