国の若手ラッパーHash Swan(ハッシュスワン)が、自らの恋人を公開して悪質コメントの餌食となった。
【全文】“BTSの熱愛説”に巻き込まれた若手ラッパー、切実な思いを語る
Hash Swanは最近、SNSに客室乗務員として知られる自身の恋人を公開。これを目にした一部のネットユーザーが、恋人に向けた悪質コメントを書き込んで物議を呼んだ。
その後Hash Swanは、2月27日にインスタグラムを通じて“悪質コメントに対する法的対応”を示唆するような文章を掲載。「記事までは仕方ないと思った」と切り出し、「もう載せないし、自分の見たものだけ信じろ」「結局なにも変わらないじゃないか」という内容を綴って失望感をあらわにしている。
韓国では以前からネットユーザーによる悪質な書き込みがたびたび問題視されているが、現在に至るまで大きな改善には至っていない。
以下は、Hash Swanによるインスタグラム投稿全文。
「記事になるところまでは、仕方ないと思った。良いものだけを見て生きたかった。皆そうじゃないか。それで良く会っているところを公開していたのだけど、平均水準がよく分かった。もう載せない。自分の見たものだけ把握してろ。いつ、どうして、どこに呼ばれて行くかわからない。これを見て不安に怯えてろ。何か月も震えながら、地獄のような気分で過ごしてくれ。電話が来た瞬間が、本当の地獄だから。やっぱりなにも変わらないね」
◇Hash Swan プロフィール
1995年3月12日生まれ。2017年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたラップバトル番組『SHOW ME THE MONEY 5』を通じて名を知らせた。2019年にBTSのメンバーJUNGKOOK(ジョングク)の熱愛説に巻き込まれ、悪質なネットユーザーに対する苦言を吐露したことがある。当該の騒動は、ネット上でJUNGKOOKらしき人物が異性と行動を共にする防犯カメラ映像が拡散されたというもの。「カメラに映っているのはJUNGKOOKではなくHash Swan」というデマが流され、非難の矛先がHash Swanにも向けられた。
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