離婚当時“ごちゃごちゃ”のあった前所属事務所を訴えた『花より男子』女優ク・ヘソン、2審も敗れる

2024年02月08日 話題 #ク・ヘソン

女優のク・ヘソン(39)が前所属事務所に未払いの出演料を支払うよう求めたが、2審でも敗れた。

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2月8日、ソウル高裁・民事5部(ソル・ボムシク、イ・ジュニョン、チェ・ソンボ部長判事)はク・ヘソンが前所属事務所HBエンターテインメントを相手に提起した1億7000万ウォン(約1700万円)の損害賠償訴訟の控訴審で、1審と同じく原告敗訴の判決を下した。

裁判所は判決の理由を法廷で説明していない。

離婚でごちゃごちゃに

ク・ヘソンと前所属事務所の“紛争”は、彼女が2019年に元夫の俳優アン・ジェヒョンと離婚手続きを行う過程で始まった。

ク・ヘソン
(写真提供=OSEN)ク・ヘソン

HBエンターテインメントは2018年、ク・ヘソンを自社運営のYouTubeチャンネルに出演させ、出演動画から発生する純利益の50%を支払うと口約束を交わした。ク・ヘソンの出演した動画は、実際に2019年1月から5月まで制作され、同社のYouTubeチャンネルで公開された。

その後、同じくHBエンターテインメントに所属していたアン・ジェヒョンとの離婚手続きを行う過程で、ク・ヘソンは事務所の“不当な対応”を主張。専属契約の解消を要求した。これが2019年8月のことだ。

翌9月には、大韓商事仲裁院を通じてHBエンターテインメントを相手に専属契約の解消に関する仲裁申請を行っている。

大韓商事仲裁院は当時、ク・ヘソンとHBエンターテインメント間の専属契約解除の判定を出し、それに伴う損害賠償の名目でYouTubeチャンネルコンテンツ構築の際に生じた各種費用3500万ウォン(約350万円)をク・ヘソンがHBエンターテインメントに支払うよう命じた。

しかしク・ヘソンは、「この仲裁院による判定に先立って、口頭で交わした契約があるため支払い義務はない」主張。むしろ当時の“契約”により、HBエンターテインメントがYouTubeチャンネルで得た利益である約1億700万ウォンの賠償を求めて、訴訟を提起した。

なおク・ヘソンは現在、IOKカンパニーに所属している。

◇ク・ヘソン プロフィール

1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。俳優アン・ジェヒョンと2016年5月に結婚したが、2020年7月に離婚が成立した。

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