麻薬常習投薬の容疑で起訴された俳優ユ・アイン(37)が、2回目の公判に出席した。
1月23日午前10時、ソウル中央地裁・刑事合議25-1部(パク・ジョンギル、パク・ジョンジェ、チ・グィヨン部長判事)は、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で裁判にかけられたユ・アインに対する2回目の公判を開いた。知人で共犯者と見られるチェ氏(32)も同日、一緒に裁判を受けた。
ユ・アインは9時40分ごろ、黒いスーツ姿で裁判所に現れた。
落ち着いて淡々とした表情で取材陣の質問には沈黙を貫き、裁判を準備した。以前より短く切った髪の毛が目立った。
ユ・アインは昨年12月12日に開かれた初公判で大麻の喫煙疑惑だけを認め、他の疑惑に対しては「公訴事実と異なる部分が多数存在する。今後の裁判で誠実に釈明する」と答えた。
ユ・アインは食品医薬品安全処が麻薬類統合管理システムで異常兆候を見せた51人を警察に捜査依頼したことで摘発された。簡易検査で大麻の陽性反応を示し、精密検査をでケタミン、コカインなどが検出された。
検察は昨年10月、ユ・アインをプロポフォール常習投薬、他人名義の睡眠薬不法処方買収、大麻喫煙および教唆、証拠隠滅教唆などの疑いで在宅起訴した。
また、2021年5月から昨年8月まで他人の名義で44回にわたり睡眠薬であるゾルピデム、アルプラゾラムなど約1100錠を違法処方で買い入れた疑惑もかけられている。
昨年1月には共犯4人とともにアメリカで大麻を使用し、他の人にも使用を教唆した疑惑もある。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
■【画像】「幸福感が強すぎて止められん」“麻薬前科5犯”の韓国女優
前へ
次へ