麻薬を常習的に使用していた疑いを持たれている俳優ユ・アイン(本名オム・ホンシク、37)の裁判日程が決まった。
ソウル中央地裁刑事合意25-1部は、麻薬類管理に関する法律違反などの疑いで起訴されたユ・アインの初公判日を11月14日午前に指定した。
この日の裁判は、被告人の出席義務がある正式な公判だ。従って、起訴以降、初めてユ・アインが裁判に出席するものとなる。
ユ・アインは2020年9月から2022年3月にかけて、ソウル一帯の病院で美容施術のための睡眠麻酔という口実で、181回にわたって医療用プロポフォールなどを常習投薬した疑いが持たれている。彼が投薬した麻薬類はプロポフォールのほか、ミダゾラム、ケタミン、レミマゾラムの計4種だ。
2021年5月から昨年8月までは他人名義で薬物を違法購入しただけでなく、大麻の使用および教唆、証拠隠滅教唆などの疑いも適用されている。検察は9月21日にユ・アインらに拘束令状を請求したが、裁判所で棄却された。
◇ユ・アイン プロフィール
1986年10月6日生まれ。韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名になる。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演して活躍している。
前へ
次へ