麻薬疑惑が提起された有名俳優“L氏”の名が明らかになった。
俳優イ・ソンギュン(48)の所属事務所HODU&Uエンターテインメントは10月20日、「まず、我が社所属のイ・ソンギュン俳優に関する報道でご心配をおかけした点について、深く謝罪申し上げる」とし、「当社は現在、イ・ソンギュン俳優に提起されている疑惑に対して正確な事実関係を確認しており、今後行われうる捜査機関の調査などにも真摯な態度で誠実に臨む」と伝えた。
併せて、イ・ソンギュンが事件と関連する人物から継続して恐喝、脅迫を受けていたことも明らかに。これに対しては捜査機関に告訴状を提出したと伝えている。
先立って前日、韓国メディア『京畿新聞』は仁川(インチョン)警察庁が江南(カンナム)の遊興施設を捜査中、トップスター“L氏”の麻薬関連疑惑に対する情報を確保したと報じた。
警察関係者は同紙に「江南の遊興施設捜査中に芸能人の麻薬容疑と関連した情報を確保した。俳優L氏の麻薬と関連した情報を土台に内偵中」とし、「まだL氏の麻薬と関連した犯罪疑惑が確定したわけではない」と明らかにした。
L氏は40代で、2001年のMBCシチュエーションコメディでデビューし、数多くのドラマや映画で主演級として活動していたことが明かされ、推測が続いてた。
なお、イ・ソンギュンは映画『最後まで行く』(2014)、『パラサイト 半地下の家族』(2019)、ドラマ『コーヒープリンス1号店』(2007)、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(2018)など、数々の名作に出演してきた韓国トップ俳優だ。今年は主演作の『最後まで行く』が日本でリメイクされたことに伴い、リバイバル上映もされた。
HODU&Uエンターテインメントの発表全文は以下の通り。
◇
こんにちは。HODU&Uエンターテインメントです。
まず、弊社所属のイ・ソンギュン俳優に関する報道でご心配をおかけした点について、深くお詫び申し上げます。
当社は現在、イ・ソンギュン俳優に提起されている疑惑に対して正確な事実関係を確認しており、今後行われうる捜査機関の調査などにも真摯な姿勢で誠実に臨みたいと思います。
さらに、俳優のイ・ソンギュン氏は事件と関連した人物A氏から、持続的な恐喝、脅迫を受けており、これに対して捜査機関に告訴状を提出しました。
これと関連して、今後の進行状況は法律代理人を通じてお話しします。ご了承ください。
また、悪意的であったり、虚偽内容を盛り込んだりした掲示文などによって虚偽事実が流布される場合、強力に対応していく予定です。
改めて、ご心配をおかけして大変申し訳ございません。
◇イ・ソンギュン プロフィール
1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディー『恋人たち』(原題)でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン(日本の里見脩二)役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ~恋が出来るまで~』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。
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